全国に通用するピッチャー育成へ データ解析・トレーニング処方「山形野球活性化プロジェクト」発足 山形
スポーツ科学のデータを活用し、硬式野球を学ぶ中学・高校生の育成を目指す「山形野球活性化プロジェクト」が発足した。 (NTT東日本山形支店・小澤一仁支店長) 「山形県内の高校硬式野球部・中学硬式野球クラブの選手たちを測定トレーニングすることで、全国大会で優勝できるチームの創造や、第2の大谷選手の発掘・育成につなげていく」 「山形野球活性化プロジェクト」は、中学・高校で硬式野球を学ぶ選手たちの測定データを解析し育成につなげるもの。 NTT東日本山形支店と、東京に本社を置きデータ解析のコンサルティング事業などを展開している「ネクストベース」が共同で立ち上げた。 育成の対象となるのはピッチャーで、高校生は県高野連を通じて各高校から、中学生は所属するリーグを通じて選ばれる。 「ネクストベース」は、スポーツ科学に基づき測定されたデータをベースに選手のトレーニングや育成を行っていて、これまで300人を超えるプロ野球選手のサポートを行っている。 (ネクストベース・友貞裕雄取締役) 「スキル・体力面の課題を浮きぼりにして、その子にあったトレーニングを処方するアセスメントフィジカルトレーニングをすることによって、中学・高校生の競技力の底上げをしっかりやる」 プロジェクトの1回目となる測定会は、2026年2月に鶴岡市・中山町で行われる。