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【クマ】すでに前年比3倍超の目撃...舟形町で体長約50センチの子グマ駆除・各地で相次ぐ出没 山形

舟形町でクマ1頭が目撃され、その後、駆除された。春に入りクマの活動が活発化していて、県内の2026年の目撃件数は2025年の同じ時期の3倍を超え、一層の注意が必要。

(地元住民)
「大きいな。クマだな。そっちに行ったのか...」

点々と続くクマの足跡。
舟形町では、3月6日から頻繁に目撃されていた。

場所は舟形町舟形の障がい者支援施設「光生園」の敷地内やその周辺。

1度目は3月6日午前9時45分ごろ、施設の玄関付近やピロティ・中庭などを歩いていた子グマを施設長が目撃した。

体長は約50センチで、町の職員が花火などで追い払ったが、12日正午すぎ、同じ個体とみられる子グマが施設の近くで再び目撃された。

この時は施設の南側を流れる最上小国川の方へと消えていったというが、13日午後1時20分ごろ、子グマが再び現れ住宅街を徘徊(はいかい)。
野菜の残飯などが捨てられている場所などにも近づいていた。

1週間に3度の出没。
施設の周辺では、2025年にもクマの出没が相次いでいた。

(光生園・坂上洋施設長)
「施設のすぐ近くに現れたので、職員・利用者の命を大事にしたい。発見したらすぐに通報して、周辺住民に被害が及ばないようしていきたい」

(地元住民)
「出没するのはエサがないから。腹を空かせて食べにくるんだろう」

子グマは13日、通報を受けて駆けつけた猟友会のメンバーらが捕獲し駆除されたが、住民の不安は尽きない。

一方、12日、山形市滑川の民間施設の駐車場でも子クマとみられる1頭が目撃されている。
クマはその後、北にある山に入って行き、行方がわからなくなっている。

市は近くに住宅があることから、パトロールを強化し警戒にあたっている。

2025年、異常なペースで目撃されたクマ。
2026年に入ってもその件数は衰えない。

県によると、3月8日時点の2026年の目撃件数は52件で、2025年の同じ期間と比べると3倍を超えるペースとなっている。

また、今週は酒田市・小国町などでもクマが目撃されていて、県内全域で出没が相次いでいる。

県は「この時期はクマが冬眠から覚めて活動が活発になる。山菜採りなどで山に入る際はクマ鈴などの装備をし、複数人で行動してほしい。また、市街地ではエサとなる生ゴミを放置しないなど、去年行った対策を継続してほしい」と呼びかけている。