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【ガソリン/山形】1週間で20円以上up・200円に迫る高値 燃料高騰はクリーニング店にも大打撃

中東情勢の緊迫化でガソリンが高騰していて、200円に迫る勢いで驚いた。一連の燃料価格の高騰で頭を悩ませているのは車を持つ人だけではない。石油製品を多く使う街のクリーニング店にとっても、燃料高騰が大きな打撃となっている。

この週末、山形市内を車で走ってみると...、ガソリン価格は200円に迫る価格まで一気に値上がり。
1週間前の3月9日時点では、県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は約170円だった、わずか1週間で20円以上跳ね上がった。

急激な燃料高騰の影響は、ガソリンだけにとどまらない。

山形市北町で60年以上続く「湯川クリーニング」。
昔からのなじみの客が多く、社長の湯川博行さんがクリーニングから配達まで全てを1人で行っている。

クリーニング店では、とにかく大量の石油製品が必要になる。
「アイロン」などを動かすために欠かせないボイラーには、年間2000リットルという大量の灯油を使う。

(湯川クリーニング・湯川博行社長)
「包装するビニールの袋・ハンガーも値段がいくので全部石油製品。いろいろなものを使っている」

仕上げに使うビニールの袋は、数年前と比べて3割値上がり。
プラスチック製のハンガーも、値上がり。
少しでも安い資材を探したりリサイクルしたりと、何とか価格を抑えようと工夫をしている。

店をとりまくさまざまな物の価格が上がる中、最も大きな負担となっているのが...。

(湯川クリーニング・湯川博行社長)
「灯油と同じような感じだが、匂い・色がない。必ず必要なもので、これがないと洗えないものがいっぱいある」

水洗いすると縮んでしまうセーターなどの汚れを落とすドライクリーニングに欠かせない「石油系の溶剤」。
価格は1リットル当たり約375円で、2年前と比べて約1.5倍に値上がりした。

(湯川クリーニング・湯川博行社長)
「375円かな1リットル。あと50円もあがると400円超えちゃうから大変。今も高くて今から上がるのは目に見えている。材料屋さんも『上がりますから』と言っていたので、いくらまで上がるかわからない」

こうした全国的な石油の高騰を受け、高市首相は16日、民間備蓄15日分の放出を始めたが...。

(湯川クリーニング・湯川博行社長)
「影響がこんなに急に来ると思わなかったが、石油が全部イラク付近から来ているとわからなかったので、すごい大変だと思った。負担になる。それを全部値上げするわけにはいかないので一番頭が痛いところ」

さらに19日からはガソリンや灯油・重油の価格を抑える政府の補助金制度が再開され、ガソリンの全国平均を170円程度に抑えていく方針。

ガソリンの価格について、石油情報センターによると、170円程度に落ち着くには「2~3週間かかりそう」とのこと。
19日以降に出荷されるガソリンは170円になるよう価格が設定されるが、ガソリンスタンドの地下タンクにはまだ200円の"高いガソリン"が入ったまま。
これが減らないと、170円のガソリンに入れ替わらないため、県内ではその入れ替わりに2~3週間かかるのではないかとのこと。