アンコウ使い地元の魚介の魅力を次世代へ 「庄内浜文化伝道師」向け調理実技講習会 山形・酒田市
庄内の魚介の魅力を次世代に伝える「庄内浜文化伝道師」。伝道師たちの技術向上を図る講習会が酒田市で開かれた。 地元の魚の特徴や調理法を伝える庄内浜文化伝道師は、地元の料理人や飲食店・小売店の担当者を中心に現在308人が認定されている。 講習会はスキルアップと伝道師間の交流をはかるため県などが実施したもので、23人が参加した。 この日は、庄内浜文化伝道師マイスターで鶴岡市三瀬にある「料理・宿坂本屋」の石塚亮料理長が講師となり、庄内で12月~3月にかけて旬を迎えるアンコウのさばき方を指導した。 (石塚亮さん) 「大事な所『肝』引っ張るとつるのようになるので、外しながらすると壊れない。おろすというよりは、はずすという考え方」 調理したのは由良産の8キロのアンコウ。 参加者には料理人もいるが、アンコウの調理については未経験者も多く、講師の話や手さばきをメモや動画に収めながら学びを深めていた。 (参加者) 「アンコウといえばつるしてさばくイメージがあるので到底無理かなと思っていたが、まな板の上でさばけるということで、自分でもやれるかなという気持ちになった」 (庄内浜文化伝道師協会・手塚太一会長) 「アンコウの調理は全く初めての人もいるし、ご自身が料理店の店主をしている人もいて、いろいろな情報交換しながらできたので有意義な会になった」 県は今後も講習会を行い、伝道師による浜文化の継承を目指したいとしている。