つや姫4480円(税抜) コメ価格"値下がり傾向"も消費者の体感的には「まだ高い」 山形
消費者が気になるコメの価格は一体いつまで高いのか? 農林水産省によると、3月1日までの全国のスーパーでのコメの平均販売価格は、5キロ4073円(税込み)となっている。前の週から45円下がっていて、2月9日の週から3週連続で値下がりしている。
これまでの値動きを振り返ると、備蓄米が販売された2025年6月ごろから、一時3000円台に。
しかし新米が出始めた秋には再び値上がりして4000円台、そして年末には4416円と過去最高値を更新した。
年が明けてからは値下がり傾向になり、3週連続の値下がりとなっている。
全国的にコメの価格が値下がり傾向にあるが、県内ではどうなのか取材してきた。
(リポート)
「コメ売り場には令和7年産のコメがズラリと並んでいます。はえぬきは5キロ税抜き3980円、ピーク時より下がったもののまだ高い気がします」
山形市内のスーパーのコメ売り場には、2025年秋に収穫されたコメがズラリ。
県産のはえぬきが税抜き3980円、雪若丸4180円、つや姫4480円で販売されていた。
(ヤマザワ松見町店・伊藤康副店長)
「ピークと比べると300~400円値下がりしている」
「つや姫5キロ」の販売価格を見てみると、収穫された新米が出始めた2025年9月下旬は税抜き4780円。
その後、一番高くなった10月ごろには何と5180円。
徐々に価格が落ち着き、3月10日の販売価格は4480円と、ピーク時の5カ月前と比べると700円値下がりしている。
(買い物客)
「ちょっと安くなった、いいと思う(Q.このくらいなら?)いや...もう少し安い方がいい。3980円で少し安いと思うが、前はもっと安かったので」
「4000円だと高い。どうしても食べさせたいと思うものはある」
「けっこう食べる。毎日コメを食べているので、3000円くらいだと出しやすい」
「もうちょっと下がればいいね。コメどころ山形でもこの価格だと...もうちょっと安い方がいい」
少しずつ価格は下がりつつあるものの、いまだ高止まり傾向にあるコメ。
子育て世帯の消費者は「コメ以外の製品」をうまく活用しながらやりくりしているよう。
(子育て中の買い物客)
「コメが高いので小麦類・麺類、いろいろ工夫して食べさせなくてはいけない。前はコメを食べさせれば何とかなるという感じだったが、今は高い」
店によると、コメ価格がピークとなった2025年10月ごろにはパスタやパン・冷凍食品など、コメ以外の売り上げが約2倍に増えるなど、いわゆる「コメ離れ」に。
コメの価格が下がるにつれて落ち着いてきたというが、今後のコメの値段はどうなるのだろうか。
(ヤマザワ松見町店・伊藤康副店長)
「店ではコントロールできないが、少しでも安くお客に提供したい。値下がり傾向だと思う」
※ニュースOAでは農林水産省が発表した「コメの平均販売価格」について「税抜き」としましたが、正しくは「税込み」です。原稿を修正しています