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【山形】露地物サクランボ収穫最盛期に向け農作業の事故防止・熱中症への注意呼びかけ 6/ 5

露地物のサクランボの収穫がまもなく最盛期を迎えることを受け、農作業の事故防止や熱中症への注意を呼びかけるキャンペーンが寒河江市で始まった。

サクランボ農作業安全キャンペーンは県と西村山地区の農業機械士会が毎年行っている。
5日の出発式には、JAの関係者など約30人が参加した。

式では、転落事故防止などを呼びかけるのぼり旗がドライバーに手渡され、その後、園地を巡回した。

「事故防止パンフレットです。よろしくお願いします」

県によると、2025年の農作業中の重大事故は6月4日時点で15件発生している。
このうちサクランボに関する事故は7件で、脚立を使った作業で高い場所から落下するなどが多いという。
観光果樹園の客にも「脚立の一番上の部分には乗らない」など注意を呼びかけていた。

(西村山地区農業機械士会・明石永七会長)
「高所作業が多くなる。しっかり安全を確保して体調を整えて毎日頑張ってほしい。お父さんも今から大変ですよね」

(三泉観光さくらんぼ組合・渡辺敏幸センター長)
「朝5時ごろから収穫するから、日中は休まないと。けがをするとうまくない」

また熱中症対策として、こまめな休憩と水分補給・単独での作業は避けることなども呼びかけられた。