ぬるぬる・シャキシャキ 箱舟に乗り初夏の味覚ジュンサイ摘み始まる 7月末まで楽しめる 山形・村山市
村山市の初夏の味覚「ジュンサイ」。日差しも強く暑い中、熱中症対策を万全に黙々とジュンサイを収穫していた。
"ジュンサイ沼"とも呼ばれる村山市の「大谷地沼」は、江戸時代から続くジュンサイの産地。
(リポート)
「きょうオープンした村山市のジュンサイ沼。早速多くの人が小さな箱舟に乗って真剣にジュンサイを収穫しています。私も挑戦します!」
雲ひとつない快晴に恵まれた1日、県の内外から約15組が訪れていた。
1日の村山市の最高気温は31.8℃と、2026年の最高気温を更新。
水分補給など暑さ対策を万全に、ジュンサイ採りに熱中していた。
(大石田町から)
「(Q.何回目?)2回目。ヌルヌルしているのを採るのが楽しい」
独特の食感が人気の「ジュンサイ」は、"ヌル"と呼ばれる寒天質の膜で覆われている。
この"ヌル"は害虫から若芽を守るためのもので、若芽の下、花芽の部分から摘み取ると"ヌル"をしっかり採ることができる。
(リポート)
「気持ち良い青空の下、約30分でこんなに採れました。太陽に照らされて"ヌル"がキラキラ光っています」
収穫したジュンサイはビニール袋に入れて持ち帰ることができる。
(宮城から)
「なかなか宮城県では食べられない。みなさんに配る、喜ばれるので」
(上山市から)
「6月1日、初日なのですごくいっぱい採れた。家族5人なので子どもたち含め今日・明日で食べきる。今年は大量」
採れたての天然ジュンサイは、さっと茹でるときれいな緑色になる。
からしとポン酢をかけていただく。
(リポート)
「シャキシャキなのにヌルヌルです。花芽のところの食感がおいしい」
(大高根じゅん菜採取・石澤俊広さん)
「これが初夏の味」
キラキラと輝き、見た目も涼し気な村山市特産のジュンサイ。
実は観光客が沼を箱舟で漕ぐことで底の土が掘り起こされ、成長にもいい作用があるそう。
(大高根じゅん菜採取・石澤俊広さん)
「沼にガスが溜まると根腐れする。自然に生えるジュンサイを多くの人に食べてもらい、摘み取り体験をしてもらって村山市のいいところを知ってもらいたい」
ジュンサイの収穫体験は、7月末まで楽しむことができる。
また、7月19日には「第5回全日本ジュンサイ摘み取り選手権」が開催される。