東北芸術工科大学卒業式・個性が光る姿で新たなスタート 山形
東北芸術工科大学では19日、学部生・大学院生あわせて574人が卒業の日を迎えた。 芸工大の卒業式といえば、芸術を学んできた卒業生たちの個性あふれる衣装が会場を彩る。 各学科の代表者が中山ダイスケ学長から学位記を授与される場面では、毎年ユニークな姿で会場を沸かせる映像学科の代表がジブリ映画、もものけ姫のヒロイン「サン」なりきって登場。 (デザイン工学部 映像学科・五十嵐莞奈さん) 「アニメーションを学んできて卒業制作もアニメーションをやった。ジブリ作品も好きだしその中で自分に合いそう、いい感じにできそうだったのがもののけ姫。気持ちが良い感じに上がってくる」 中山学長は「みなさん自身の人生をみなさん自身でデザインし、創造的な人生を自分の姿で歩んで下さい。」とはなむけの言葉をおくった。 卒業生たちは自分らしさを表現した姿で気持ちを新たにしていた。 (建築環境デザイン学科・宮城県出身) 「父がバンドをやっていて、そのバンドメンバーの方に作ってもらった。手作り、オーダーで、このスカートの外側と上は手作りで中のスカートが母が前に歌を歌っていた時のステージ衣装で心が踊る」 (建築環境デザイン学科・宮城県出身) 「バラのブローチを買って、それに合わせて全体的にフェミニンにスカートをズボン にレイヤードしてはいている」 卒業後は地元宮城に戻り、リノベーションの会社に務めるそう。 (建築環境デザイン学科・宮城県出身) 「お客さんに笑顔、幸せを届けられる人間になりたい」 (新潟県出身) 「ウルトラマン!好きなので。カラータイマーは100均のスプーンを加工して作った。最高!最後の最後に思い出ができた」 (新潟県出身) 「現代の生活スタイルにマッチング、寄り添えるようなデザインの製品を作ってもっと若い人にも木の良さや魅力を発信していけるようなものを作っていきたい」 そしてこちらは親子そろって着物姿で出席。 (福島県出身) 「母が着付けてくれた。家族が受け継いできた物を着ることができて嬉しい。もともとあまり好きではなかった写真というジャンルがどんどん魅力的に感じてきて、どんどん撮っていくこととか逆に撮られることとかがすごく楽しくなっていったというのがこの4年間大きな成長と感じている」 式が終わったあとは青空が顔を覗かせ、晴れやかな表情で学び舎を巣立った学生たち。 卒業後は97%以上が就職し、県内に残るのはそのうちの14%ほどだという。