さびにくく軽量・分解できる「箱わな」寄贈 自動車部品メーカーが自社技術駆使し設計・製造 山形・三川町
相次ぐクマの出没を受け、三川町にある自動車部品メーカーが自社で手掛けたクマ捕獲用の「箱わな」を町に寄贈した。 「箱わな」を設計・製造したのは、鶴岡市や三川町に工場を持つ自動車部品メーカー・ヨロズ。 11日の寄贈式では、ヨロズの柳澤猛専務執行役員から三川町の阿部誠町長に目録が手渡された。 寄贈された「箱わな」には自動車部品の製造技術を随所に盛り込まれ、ヨロズが設計から製造まで手掛けた。 自動車に使われる塗装技術でさびにくく、地元猟友会のアドバイスを受け軽トラックで運べるよう軽量で分解できる設計にしたという。 (ヨロズ専務執行役員・柳澤猛さん) 「安全を担保する上で地域貢献の1つの手段として今回箱わなに着手している。まだまだニーズはあると思うので、これを拡大していけたらと考えている」 (三川町・阿部誠町長) 「町内においてもクマの目撃情報が多い状況で、町民の安心につながるので大変感謝している」 庄内地方の平野部に位置する三川町でも、5月・6月に3件のクマの目撃情報が寄せられている。 ヨロズは、2026年4月に鶴岡市にも3基の箱わなを寄贈していて、5月に2頭のクマが捕獲されたという。