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ドローンで上空からクマ捜索・住民に注意喚起 長井市・猟友会が2026年度から本格実施 山形

連日目撃が相次いでいるクマ。そのような中、長井市ではクマの捜索や住民への注意喚起をドローンを使って行う取り組みが始まっている。

(ドローン)
「ドローンを使って通学路のパトロールを行っています」

長井市と地元の猟友会で組織する「有害鳥獣対策協議会」は、2025年度にドローンを購入し、「上空からのクマ対策」を2026年度から本格的に始めた。

背景にあるのは、地元猟友会の人的・時間的な負担、それに安全面でのリスクなどさまざまな課題。

今回のドローンの導入により、上空からクマの姿や足跡などの痕跡を探すことができるほか、搭載されたサーモセンサーで森や茂みの中の個体も確認できるため、大きく負担を軽減できる。

(ドローン操作担当西おきたま猟友会長井分会事務局・山口龍馬さん)
「従来は人海戦術ですね。何人かで現地に行って、怖い思いをしながら足跡を見つけたり、通り道を見たりしていた。ドローン導入で省力化になり、安全性も高くなった」

10日朝、西根小学校の周辺約3キロの範囲にドローンを飛ばし、通学路付近に拡声器で注意喚起の音声を発しながら、上空からの監視を行った。

(ドローン)
「この付近でクマの目撃情報がありました。もしクマを見つけても、大声を出したり、走ったりしてはいけません」

長井市の2025年1年間のクマの認知件数は400件以上あり、その半数が西根地区と、重点的な対策が必要なエリア。

10日の活動でクマのものと見られる足跡が通学路付近の畑で見つかり、今後も継続して周辺を警戒していくことを確認していた。

(長井市農林課・佐藤淳史係長)
「これから出没がさらに増える時期。ドローンの使用は現在不定期だが、これから定期的にパトロールを実施して、対策の計画を練っていきたい」