福島の男に懲役6年求刑...少女連れ去りテント内で練炭に火 「未成年者誘拐」「自殺ほう助」の罪 山形
山形県内の少女が連れ去られた後、上山市の山間部で遺体が見つかった事件の裁判。男女4人の自殺を手助けしたなどとされる被告の男に、検察は懲役6年を求刑した。 男女4人の自殺を手助けしたなどとして「未成年者誘拐」「自殺ほう助」の罪などで起訴されているのは、福島・福島市の無職・岸波弘樹被告(36)。 起訴状などによると、岸波被告は2025年9月、SNSを通じて知り合った県内に住む10代の少女に対し、「一緒に自殺する意思がある」などと誘い出し、上山市の空き家の庭に用意したテントの中で、練炭に火をつけるなどして少女の自殺を手伝い、死亡させたなどとされている。 30日、福島地裁の郡山支部で行われた裁判で、検察側は「自殺を止める人の気持ちがわからないという信念のもとで犯行に及んでいる。生命を軽視していて強い非難に値する」などと指摘し、岸波被告に懲役6年を求刑した。 一方、弁護側は情状酌量を求め、岸波被告は「被害者のご冥福を祈る」などと述べた。 判決は3月6日に言い渡される。