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リチウムイオン電池が原因の火災増加・暑い季節は高温になる車内などに放置しない 山形 画像

リチウムイオン電池が原因の火災増加・暑い季節は高温になる車内などに放置しない 山形

11日からはここ数日と比べて気温が上がり6月らしい気温になり、徐々に夏に近づいている。気温が高くなるこれからの時期に改めて注意したいのが、身近なものが原因の火災。「リチウムイオン電池」に注目する。 私たち3人が普段、日常的に使っている電子機器。 スマートフォン・ワイヤレスイヤホン・モバイルバッテリー・携帯扇風機など、これら全てに「リチウムイオン電池」が使われている。 こういった製品が火事の元になるかもしれない。 車内が激しく焼け、真っ黒に焦げてしまった車。 5月20日、宮城・仙台市のコインパーキングで発生した火災で、車の中にあったモバイルバッテリーから火が出て車1台が焼けた。 リチウムイオン電池を使った機器の流通が年々増えるにつれ、こうした火災が全国で増加している。 総務省のまとめによると、県内で起きたリチウムイオン電池などが原因の火災は、2024年に4件。 2025年は半年だけで前年を上回る5件の火災が起きている。 (山形市消防本部予防課・五百川元彦主査) 「高温の環境下で使用・保管をすると、内部で異常が発生して発熱したり、最悪の場合、発火してしまうことがある。暑い環境下で使用しない方がいい」 NITE・製品評価技術基盤機構が行った実験を見ると、日差しが照りつける車内のダッシュボードに置かれたモバイルバッテリーが膨らんでいく。 中の部品が見えるほどにまで膨らむと、煙が出始めたと思いきや勢いよく火が出た。 リチウムイオン電池の火災は、最初に爆発的に燃えるという特徴があり、一瞬で炎が広がることがわかる。 火災が起きた5月20日正午ごろの仙台市の気温は26.9℃。 これからの時期、さらに気温が上がるため、車内など特に高温になりやすい場所は改めて注意する必要がある。 (山形市消防本部予防課・五百川元彦主査) 「全国的にも車内に放置したリチウムイオン電池で火災が発生している事案はある。常日ごろから熱くなる場所、特に今からの時期だと車内などにモバイルバッテリーやリチウムイオン電池を使っている商品を置きっぱなしにしないで、車外に持ち運んでもらえるとそれだけで予防になる」 スマートフォンなどはもちろん、これから出番が増える携帯扇風機にも使われている。 「高温になる場所に放置しない」ことをぜひ覚えてほしい。 また、リチウムイオン電池を使用している製品は、熱や衝撃に非常に弱い性質がある。 「最近よく熱くなるようになった」「膨張して変形している」など、危ないかもしれないと思ったら使わないことも大切。 さらに、誤った処分をしたことで、ごみ収集所・ごみ収集車で火災が起こった事例が県内で確認されているため、各自治体のルールに従って廃棄するようにしたい。

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  • 中村 友祐
    中村 友祐
    気象予報士