アツアツ・ぷりぷり! 宮城の旬の味覚・カキを味わう 期間限定「出張カキ小屋」11月30日まで 山形
雪のたよりも聞こえるこのごろ、寒くなると温かい物が食べたくなる。そんな季節にぴったりの、"アツアツの冬の味覚"を楽しめるスポットが、2025年も山形市にオープンしたので取材してきた。
(リポート)
「バリエーション豊富な串、そしてたくさんの海産物。その中でひときわ目を引くのがこちらの"真ガキ"です。実はここ、このカキを堪能できる出張カキ小屋なんです」
JR山形駅西口の広場に、11月14日から期間限定でオープンしているのが、出張カキ小屋「牡蠣奉行」。
東日本大震災で被災した宮城県産のカキを食べてもらうことで養殖カキの復興を後押ししようと、有志が全国に出店しているもので、山形での出店は5年目になる。
豊富なミネラルが特徴の真ガキは、漁師から直接仕入れているため、通常よりも安く提供できるという。
2025年は、広島のカキは歴史的な不漁となっているが、宮城のカキは高い海水温の影響で生育に遅れは出たものの、カキ小屋で提供する量はしっかり確保できているという。
神奈川から出張で来た3人組。
たまたまカキ小屋を見かけて寄ったそう。
(神奈川から)
「おぉーーー。すごい。おいしそう。すごいおいしい」
「飲み物ですよ、これ。うまい」
市内から来た家族。
2歳になる娘さんは、きょうがカキ・デビューだそう。
初めて食べるカキのお味は...?
(子ども)
「おいしい」
(お父さん)
「カキ小屋は去年も来たので2回目。今年もおいしい。外は寒いけど建物の中は温かくて。家族で食べるのは格別。娘がカキデビューしましたね」
おいしそうな香りに誘われて、東アナもいただいた。
(リポート)
「かんだ瞬間に貝からあふれる塩味。そしてこのクリーミーな味わいがたまらない。炭火の感じも感じられて、何個でもいけちゃいます」
(出張カキ小屋牡蠣奉行山形店・東海林渉店長)
「宮城県産のカキは徐々に実入りが良くなってくるので、そちらのカキをアツアツの状態でほお張っていただけたら」
出張カキ小屋「牡蠣奉行」は11月30日まで、午前11時~午後9時まで営業している。