ヘリポートに不法侵入者!...に対応する訓練実施 県・警察など不測の事態の連携態勢確認 山形・米沢市
米沢市のヘリポートで不法侵入者への対応訓練が行われ、万が一の事態に備えて関係機関の連携態勢を確認した。
米沢市八幡原にある「米沢ヘリポート」は2024年1年間で約60機に利用されていて、救急患者の搬送や物資の輸送、非常時には警察・消防のヘリコプターが給油所として利用するなど、重要な役割を果たしている。
この訓練は、関係機関の連携確認を目的に毎年行われていて、ヘリポートを管理する県や、米沢市の職員・警察など約20人が参加した。
(不審者役)
「鍵もってこい!」
訓練では、ヘリポートに侵入した不審者が、ヘリに見立てた車両の前で職員にヘリの鍵を要求し、通報を受けて駆けつけた警察が不審者を粘り強く説得した後、身柄を確保する...という流れで行われ、万一の際の対応を確認していた。
(県置賜総合支庁 建設部・北浦森吾副主幹)
「置賜のみなさんにとって重要な施設。今後もみなさんの安全安心に役に立つ施設として利用してもらえるよう、我々も管理していきたい」
この日は、機体から炎が上がっているとの想定で消火訓練も行われ、火災発生時の初期消火などを確認していた。