検察「自己中心・無責任な動機」懲役4年6カ月求刑...出産直後の男児殺害・遺棄した女の裁判 山形・河北町
2025年4月、出産した直後の赤ちゃんを殺害した罪などに問われている女の裁判員裁判が結審し、検察は懲役4年6カ月を求刑した。
殺人と死体遺棄の罪に問われているのは、大蔵村の無職・矢口美菜被告(39)。
起訴状などによると、矢口被告は2025年4月、当時住んでいた河北町のアパートで1人で出産した直後に男の赤ちゃんの首を絞めて殺害し、遺体をビニール袋などに入れて自宅のクローゼットに遺棄したとされている。
これまで弁護側は「事実関係を争わない」としていて、量刑が争点となっていた。
28日の公判で、検察側は「男児の生命よりも交際相手との良好な関係を維持することを優先し、自己中心かつ無責任な動機」などと主張し、懲役4年6カ月を求刑した。
一方、弁護側は「うつ病の症状や同居していた男性の精神的支配が犯行の意思決定に影響を与えた」などとして執行猶予付きの判決を求めた。
裁判は28日で結審し、11月4日に判決が言い渡される。