県内7地点で今季一番の冷え込み・強風で最上川舟下り全便欠航 月山・朝日岳・蔵王山などで初冠雪 山形
※権利の都合で映像は途中からです
県内では7つの観測地点で今シーズン一番の冷え込みとなった。月山・蔵王山など多くの山で「初冠雪」が観測され、早くも冬の訪れを感じる日となった。
28日朝、酒田市のラーメン店で撮影された強い風にあおられる「のぼり旗」。
地面に打ちつけるのは氷の粒"ひょう"。
そして舟形町の子どもたちは、冷たい風が吹く中、肩をすくめながら通学していた。
山形地方気象台によると、東北地方は西高東低の冬型の気圧配置となる影響で、上空約5500メートルに、マイナス24℃以下の寒気が流れ込んでいる。
県内は朝から冷たい風が強く吹き、庄内・最上を中心に一気に冬の寒さとなった。
最低気温は、庄内町狩川で6.2℃、酒田市飛島で6.7℃など、県内7つの観測地点で今シーズン最も低くなった。
この寒気の影響で、気象庁は月山・朝日岳・蔵王山などで初冠雪したと発表した。
蔵王山を見ると、うっすらと雪化粧しているのがわかる。
また、28日に観測された最大瞬間風速は、酒田市飛島で30.2メートル、酒田で26.5メートル、庄内町狩川で23.1メートルと非常に強い風が吹いた。
この強風の影響は、紅葉が見ごろを迎えた県内の観光地にも及んだ。
(函館から)
「楽しみにして来たんだけど。残念...乗りたかった」
県内有数の観光スポット、戸沢村の最上川舟下り。朝8時半に早々と「全便欠航」を決めた。
(最上峡芭蕉ライン観光・三瓶勇さん)
「風速14メートル以上を観測したので、危険と判断し運休を決めた」
28日、酒田港に寄港した大型クルーズ船の乗客200人や、県外からの団体客などあわせて約400人の予約が入っていたが、すべてキャンセルとなった。
(最上峡芭蕉ライン観光・三瓶勇さん)
「紅葉の一番良いシーズンに、自然の影響で運休になってしまうのは非常に心苦しい」
(栃木から)
「せっかく来たのにもったいない。天気が悪すぎる。残念」
(函館から)
「函館は大きい川がない。真っ平らで。乗りたかった」
(函館から)
「加茂水族館に行く。代替で」
県内に届いた冬の便り。
最低気温は29日も低く、気象台によると置賜・最上で5℃、村山7℃、庄内10℃が予想されている。
服装でうまく調整するなど、体調管理に注意してほしい。
この時期に"酒田で強風"というと、年配の人は身構えるのではないだろうか。
あす10月29日は酒田市の中心街が炎で焼き尽くされた「酒田大火」からちょうど50年。
あすは酒田大火の特集を伝える予定。