山車(やたい)のプロが小学校で特別授業 新庄まつりを後世に 山形・新庄市
新庄市から、文化遺産の「新庄まつり」を後世に遺そうと、山車(やたい)やはやしの伝道師たちが小学校で「特別教室」を開いた。まつりの魅力を体感してもらい、ふるさとを愛する心を育む。
「チェレンコヤッサー! そーれ、それそれ! 日新小」
ユネスコの無形文化遺産に登録されている「新庄まつり」。
毎年8月に開催されているが、少子化でまつりに携わる若者が減り、後世にどう継承していくかが課題になっている。
3年生の総合学習の一環として開かれた学習会では、山車やはやしなどまつりを構成する4つの部門で体験会や講話が行われた。
「山車は新庄まつりの"宝物"」
山車の講師を務めたのは、学校の卒業生でもある神部明さん。
地元若連の山車づくりに40年以上携わる一方、3年前から手軽に作れるミニチュアを教材に、学校や施設を飛び回り魅力を伝える活動を続けている。
(山車の講師・神部明さん)
「山車が完成した時は涙が出るぐらい感動する。でも"みんなの力"がないと山車は作れない。新庄に残って山車づくりを頑張ってほしい」
(日新小3年生)
「大事な地域の祭りだから、山車づくりをやってみたい・手伝ってみたいと思った」
(山車の講師・神部明さん)
「作りたいと思った人いますか?」
(子どもたち)
「はーい!」
歴史と伝統を後世に。
神部さんはこうした地道な活動がまつりへの"愛着"を深め、"郷土愛"を育むことにつながると信じている。
(山車の講師・神部明さん)
「1人でも多く新庄まつりに参加してもらうため活動していきたい」
「チェレンコヤッサー! それっ!」