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東北初導入・郵送で運転免許証の"自主返納"受付け 高齢者が窓口に出向く負担軽く 山形

10月1日から、郵送での運転免許証の自主返納が可能になる。導入されるのは東北で初めてで、主に高齢者が窓口などに出向く負担を軽くすることがねらい。

運転免許証の自主返納は、これまで天童市の県総合交通安全センターや各警察署の窓口に出向いて手続きをしなければならなかった。

こうした中、県警が10月から東北で初めて導入するのが「郵送での返納」。
県内で自主返納をするドライバーの9割以上を65歳以上の高齢者が占めるため、高齢者が窓口へ出向く負担を減らすのが最大のねらい。

(県警交通運転免許課・五十嵐好恵課長補佐)
「病気・足が不自由・1人暮らしで窓口まで連れてきてくれる人がいない高齢者が多いので、今までよりも簡単に自主返納の手続きができるよう、郵送での返納を開始することにした」

申請ができるのは免許証の有効期限が1カ月以上ある人で、マイナンバーカードに運転免許証の機能を持たせた「マイナ免許証」を持っていない人などに限る。

まず窓口に電話で申し込みをし、自宅に届いた書類に名前と申請者の欄にチェックを入れるだけ。
同封された封筒に免許証と申請書を入れて郵送し、処理が済めば返納が完了する。

(90代)
「いいですね。窓口に行かなくても郵送でできるなら、いつでもできるからいい」

(70代)
「何があるかわからない年齢だから、郵送でできるのは便利」

県内の交通事故の件数は、年々、減少傾向にあるが、そのうち高齢者による事故の割合は高齢ドライバーの増加に比例するように増え続けている。

一方で、高齢者の自主返納の件数は横ばいの状況が続いているのが現状。
県警は、「郵送での受付が自主返納の増加につながってほしい」と期待を寄せている。

(県警交通運転免許課・五十嵐好恵課長補佐)
「"まだまだ運転は大丈夫"と思っている高齢者も少なからず若いころより段々運転しにくくなってくるので、郵送をきっかけに返納を考えてほしい」