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「本来の島の生活に戻れる」 定期船「とびしま」待望の運転再開・エンジン故障から約半年 山形・酒田市

酒田港と離島・飛島をむすぶ定期船「とびしま」がエンジンの故障から約半年ぶりに通常運航を再開した。

定期船「とびしま」は2026年3月下旬、飛島から酒田へ戻る途中で2基あるエンジンのうち1基が故障した。
その後は、修理のため代わりの船での運航を余儀なくされていた。

約半年が経過した30日、修理や試運転を終えた「とびしま」が運航を再開した。

(酒田市市民部定期航路事業所・渡部剛所長)
「空いている船がなく、代船の手配に非常に苦労した。何とか多くの船をつないで途切れさせることなく本日を迎えることができて安心している」

(飛島で勤務する看護師)
「代船で出航率が良くなかったので不安だったこともあった。船が復帰することで薬の配達など出航率が上がるのは助かる」

故障した後に運航した代わりの船は小型のものが多く、波の高さなどの出航できる基準が厳しく定められていた。
そのため就航率が約2割下がり、島民や観光客の足に大きな影響が出ていた。

本来の船の運航に伴い、大きな貨物や車も運べるようになるなど、「本来の島の生活に戻れる」と利用者もほっとしていた。

(酒田市地域おこし協力隊・服部帰蝶さん)
「島で使っていた車を車検で本土に持ってきていたが、故障で島に車をずっと持って行けなかったので、やっと車を乗せて島に戻れることになり良かった」

定期航路事業所によると、代わりの船の運航や修理費用などに約2億円の出費を見込んでいるという。