最低賃金1092円(+60円)答申・過去2番目の引き上げ幅 異議なければ10月30日から適用 山形
県内の「最低賃金」を話し合う会議が開かれ、審議会は現在の時給1032円から1092円に引き上げるよう山形労働局長に答申した。これは過去最大となった2025年度に次ぐ引き上げ幅。
最低賃金は、企業が労働者に支払わなければならない賃金の最低限度を国が定める制度。
現在、山形県の最低賃金は時給1032円で、先日、国の審議会は物価高騰や人手不足などを背景に、56円引き上げる"目安"を示していた。
27日の審議会で、最低賃金を60円引き上げた時給1092円とする方針が決まり、山形労働局長に答申が行われた。
これは、過去最大の引き上げ幅となった2025年度の77円に次ぐ2番目の引き上げ幅。
2年連続で大幅な引き上げとなったことについて、労働者側の代表は「人材を確保するために賃金の引き上げは大事」と話す。
(労働者代表委員・連合山形石川正樹事務局長)
「(Q.60円引き上げは?)率直に妥当じゃないかな。60円だと福島(61円引き上げ)と差が1円広がる。地域間の格差是正という観点から言えば正直あと1円ほしかった」
一方、使用者側の代表は...。
(使用者代表委員・県経営者協会丹哲人専務理事)
「資金・利益が追いつかないまま賃金を引き上げると、倒産・廃業という悲しい結果に結びつくこともある。いろいろなことを考えながらバランスを取った引き上げが必要」
最低賃金は、異議がなければ10月30日から適用される。