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JR陸羽西線"3年8カ月ぶり"運転再開 復活喜ぶ声あるも"鉄道離れ"歯止めかからず 山形

戸沢村・国道47号のトンネル工事に伴って運休していたJR陸羽西線が、運転を再開した。再開は2022年5月以来、"3年8カ月"ぶり。

高規格道路の一部を構成する戸沢村の国道47号「高屋道路」のトンネルは、交差する陸羽西線の「第二高屋トンネル」との間隔が狭く、国土交通省とJR東日本は安全を最優先して列車の運転を休止。
2022年5月から、新庄駅と酒田駅の間でバスによる代行輸送を行ってきた。

3年8カ月ぶりの運転再開。
庄内地方の高校に通う生徒など、利用客は再開を心待ちにしていた。

(鶴岡に通学する新庄の高校生)
「バスを乗り継いで学校まで行っていたので、電車1本で行けるのはとても良い」

(庄内町の会社員)
「待ちに待っていた。列車だと40分で行くところが、バスは70分ほどかかっていたので非常に助かる」

熱烈なファンの姿も...。

(山形市の鉄道ファン)
「復活を記念してボードを掲げようと。お見送りとして。(Q.誰の?)車両です! 鉄路はやっぱり残してほしい」

宮城から駆けつけた酒田市出身の大学生には、"特別な思い"があった。

(酒田市出身・宮城の大学生)
「3年8カ月前の"最終列車"にも乗っていて、きょうはどうしても来たかった。おばあちゃんの家が古口にあって、陸羽西線には小さいころから乗ったり見たり撮ったりしていた。3年8カ月がすごく寂しかったし、自分にとっては特別なもの」

ダイヤは運休前と同じ上下9本ずつだが、利用者が少ない羽前前波駅と高屋駅は通過駅となり、「廃止」に向けた検討が進められている。

(新庄に通学する戸沢村の高校生)
「『廃止』はダメ。私のような高校生がこれからも利用するので、なくなってほしくない」

県内では、2024年7月の豪雨災害で運休が続く陸羽東線の復旧工事が2025年9月に始まった。

鉄路の復活を願い喜ぶ声の一方で、鉄道離れに歯止めがかからない現状は続いていて、赤字路線を維持していくには利用拡大へのさらなる取り組みが急務となっている。