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ウマが合う「ラーメンツーリズム」 ラーメン作り通し食文化・地域の人の温かさ感じる 山形

北海道と東北のFNN各局が取材したシリーズ企画。テーマは2026年のえと「午」にちなんで「ウマが合う・相性が抜群」な取り組みやグルメ。山形からは、県民が大好きなラーメンを軸にした新しく誕生した旅の形を紹介する。

山形県の南部、福島県と新潟県に隣接する飯豊町。
飯豊連峰をのぞみ四季を通して自然を満喫できるアクティビティが人気。

「もう一気に異世界ですね」

水没林のカヌーツアーに紅葉・多彩な雪遊びなど、国の内外から多くの観光客が訪れる。
この飯豊町で、一風変わったツアーが始まったということでやってきた。

(東晴太郎アナウンサー)
「この町で新たに始まったのが、山形自慢のラーメンを作ることができるツアー。ラーメン大好きな私、どんな体験ができるのかとても楽しみです」

「ラーメン作り」と「ツアー」が合わさった「ラーメンツーリズム」。
発案したのは"絶景の体験"をテーマにツアーを企画するYAMAGATA EXPERIENCEと、町の地域おこし協力隊・高橋枝里さん。

(飯豊町地域おこし協力隊・高橋枝里さん)
「(Q.なぜラーメンのツアーに?)山形といえばラーメン県。ラーメンをイチから作るところから、さまざまな人に体験してほしいと思いこのツアーを企画した」

山形市のラーメンの消費額が3年連続日本一に輝くなど、山形県はラーメン大国。
さらに2025年、アメリカの旅行メディアの「行くべき世界の旅行先25選」にも選ばれるなど、県内の観光はこれまでにない盛り上がりを見せている。

ラーメンを食べる観光客は多いが、このツアーはちょっと違う。
ラーメン作りを通じて文化・歴史、地域の人との交流を楽しんでもらうのが最大の目的になっている。

(東晴太郎アナウンサー)
「どんなラーメンができるのか、ますます楽しみになってきました」

ツアーをスタートすると、最初に案内してくれたのは...。

(飯豊町地域おこし協力隊・高橋枝里さん)
「(Q.一般の人のお宅?)ツアーでは野菜を収穫してラーメンを作るが、今は冬で収穫が難しいので、今回はこのお宅に食材をもらいに来ました」

具材を調達するのも工程のひとつ。
協力してくれたのは農家の八嶋さん。
  
(東晴太郎アナウンサー)
「白菜ですよね。立派ですね。こちらをいただけるんですか?」

(農家・八嶋剛寛さん)
「飯豊の恵みがずっしり入っている。温かいラーメンにすごく合うと思う。絶対においしいです、甘みたっぷりで」

こうした地域の人との交流がツアーの醍醐味。
食材をゲットした後は、町民に長く愛される「おじか食堂」に移動する。

(東晴太郎アナウンサー)
「いよいよラーメン作りが始まりますね」

(飯豊町地域おこし協力隊・高橋枝里さん)
「ラーメンを作る前に、ラーメンの歴史について少し学んでいきたいと思います」

インバウンド客の利用も想定し、日本のラーメンの種類や出前の文化、それに山形のラーメンの特徴などをしっかりとレクチャーしてくれる。

(飯豊町地域おこし協力隊・高橋枝里さん)
「冬は寒いので、より体が冷めないように辛みそが進化してきて山形の味になっている」

それではいよいよお待ちかねのラーメン作り。
今回は「辛みそラーメン」。

(東晴太郎アナウンサー)
「(Q.意気込みは?)おいしいラーメン作るぜ!笑」

店主の男鹿晃生さんが指導してくれる。

(東晴太郎アナウンサー)
「まずは何から?」

(おじか食堂・男鹿晃生さん)
「最初はチャーシューを煮てみましょう。こんな感じで、端から崩れないように巻いてみてください。しっかり巻いてください」

巻き終えたら30分ほど煮込む。

(おじか食堂・男鹿晃生さん)
「辛みそを作ります」

唐辛子・ニンニク・みそなどを合わせていく。
男鹿さんの辛みそと比べ、東アナウンサーが作ったものは真っ赤だが...。

(東晴太郎アナウンサー)
「お~辛い。ガツンと来ます。でもこれが好みの人もいるんじゃないですかね」

続いては、野菜などを食べやすい大きさに切り、鍋で炒めてスープ作り。
さらに、一度やってみたかった麺の湯切りにも挑戦した。

(東晴太郎アナウンサー)
「麺を一気にとるのが難しいですね。まわすように? お湯切れていますか?」

麺とスープ・チャーシュー、それにオリジナル辛みそをトッピングしたら...。

(東晴太郎アナウンサー)
「出来ました、見てください! イチから作るとラーメン1杯がどれだけ大変な作業を経て作られているのか、身に染みて感じることができました。どうでしょう?」

(男鹿晃生さん)
「おいしそうです。味見してください」

手作り辛みそラーメンをいただいてみると...。

(東晴太郎アナウンサー)
「みその味がしっかりと効いていて、野菜と一緒に煮込んでいるからか野菜のうまみも感じられるスープになっています」

チャーシュー、そして八嶋さんからいただいた白菜も、自分で調理したからこそおいしさが身にしみる。
オリジナル辛みそを溶かしてみると...。

(東晴太郎アナウンサー)
「辛みそが加わるだけで、すごく深い味になる。山形の味ですね」

(飯豊町地域おこし協力隊・高橋枝里さん)
「山形はラーメン県なので、これを世界にもっと届けていきたい。お店で食べるだけではないイチから作る経験をしてもらい、いろんな人にこのツアーを体験してほしい」

山形の食文化と地域の人の温かさ。
ウマが合う「ラーメンツーリズム」をぜひ体験してみてはいかがだろう。