サクランボ初競り過去最高値更新・1箱155万円(2Lサイズ500グラム) 超促成栽培「佐藤錦」 山形
全国ニュースでお伝えした通り、日経平均株価の値上がりやマグロの初競りで5億円を超える値がつくなど、新年早々景気の良い話題が目白押し。Newsイット!やまがたも、2026年最初は景気の良い話題からお伝えする。
5日朝、天童市で毎年恒例のサクランボの初競りが行われた。
超促成栽培の「佐藤錦」にはどんな値段がついただろう。
この時期にはめったにお目にかかれない「佐藤錦」。
鮮やかに色づき、桐の箱にびっしりと並んでいる。
この佐藤錦が、5日朝、天童市の青果市場で毎年恒例の初競りにかけられた。
(リポート)
「薄っすらと雪が積もる園地にたたずむハウス。その前には"日本一早いさくらんぼ"の文字があります。中に入ると、山形の味覚サクランボがたくさん実っています」
天童市荒谷にある花輪和雄さんのハウスでは4日、初競りを前に、収穫と箱詰めの作業が行われていた。
初夏の味覚・サクランボが冬のこの時期に実っている秘密は、2026年で23年目を迎える花輪さんの「超促成栽培」。
苗木を2025年5月下旬から冷蔵庫に入れ、約4カ月間「冬」を経験させる。
その後、10月に温かいハウスに移して育て、毎年この時期の収穫に合わせているという。
(花輪和雄さん)
「開花の時期に、温度が足りなかったり日光が足りなかったりして非常にやりにくかった。収穫できてほっとしている気持ちが大きい。目で楽しんでもらって、食べて2度楽しんでもらいたい」
そして5日、天童市の青果市場で競りにかけられたのは桐箱入りの2Lサイズ500グラムとLサイズ300グラムの2つ。
特に、2Lサイズ500グラムは例年100万円以上の値がついていて、2025年は150万円の値がついた。
果たして2026年は...。
(競り)
「140万・150万...155万」
結果は1箱155万円と、最高値を更新した。
1箱に68粒入っているということで、1粒あたり約2万3000円。
新年ならではのご祝儀価格。
(ジェイエイてんどうフーズ営業部・萬年憲一副部長)
「収穫量自体が減ってしまっているので、ご奉仕という意味もある。これから燃料代も高くなるので、その分を含めた形での値段にした。つやもあってほどよく張っていて良い商品だと思う」
5日に競り落とされた佐藤錦は、天童市の産直施設・サンピュアなどの店頭に並んだという。
超促成栽培の佐藤錦は、北海道から大阪まで全国20カ所に発送され競りにかけられた。
このうち東京の大田市場では、2Lサイズ500グラムが何と1箱180万円で競り落とされた。
こちらも史上最高値で、1粒約2万6000円だそう。