「教場」原作者・長岡弘樹さんが1日警察学校長 厳しいイメージ払拭・警察官志す若者増やすねらい 山形
フジテレビ系列でドラマ化・劇場公開もされた「教場」シリーズ。警察学校が舞台で
木村拓哉さんが演じる教官・風間公親の独特の雰囲気が話題になった。原作者で山形市在住の長岡弘樹さんが"1日警察学校長"を務めたそう。
16日、天童市の警察学校で「1日警察学校長」に任命されたのは作家・長岡弘樹さん。
代表作の「教場」は、警察学校を舞台に冷徹な鬼教官による厳しい指導が描かれ話題になった。
イベントを企画した県警・警務課は、作品で描かれたような厳しいイメージを払拭(ふっしょく)し、警察学校を県民にもっと身近に感じてもらおうと、あえて長岡さんを学校長に任命したという。
警察学校長の席に座った長岡さんは...。
(作家・長岡弘樹さん)
「想像していたのと違った。もう少し暗い感じをイメージしていたので、とても明るい雰囲気でホッとしている」
1日警察学校長となった長岡さんは早速活動を開始。
全寮制で共同生活を行う生徒の寮棟を見学したり、26人が所属する初任科生の授業の様子を視察したりした。
授業では、規律や集団行動の基本を身に着けるための訓練"教練"が行われた。
最後に長岡さんの特別授業が行われ、「教場」が誕生した秘話が語られた。
(特別授業)
「まだほかの作家さんが手をつけていない警察の分野はどこかなと考えた末、『警察学校はどうかな』と思った」
警察学校長を初めて経験した長岡さんは...。
(作家・長岡弘樹さん)
「教練のシーンは自分の想像でパパっと書いてしまっていたが、実際にその場に置かれてみると緊張感がビンビンに伝わってきてドキドキした。きょう見た部分と自分が持っていたイメージをうまく組み合わせてこれから書いていけたら」
(初任科生・羽角卓真さん)
「"教場"への想いを聞かせてもらい貴重な経験。楽しいことだけでなく厳しい場面・つらい場面はあるが、心配せずに警察を目指してほしい」
県警では今後もこのようなイベントで警察学校をPRして、警察官を目指す若者を増やしていきたいとしている。