【地震】熊本地震・山形県内にも「Sランク」活断層が多数...専門家に聞く 山形
熊本地震の震源について政府の地震調査委員会は29日、「日奈久断層帯」が震源だとの評価をまとめた。
「日奈久断層帯」は、全国にある活断層の中でも今後30年以内に地震が起きる確率が3%以上と最も高い「Sランク」に分類されている。
この「Sランク」の活断層が山形県内には3つある。
山形盆地断層帯の北部・庄内平野東縁断層帯の南部・新庄盆地断層帯の東部。
さらに、東北で「Sランク」の活断層があるのは山形だけ。
もし、これらの活断層が震源となる地震が発生したら、どのくらいの規模になるのか専門家に聞いた。
地質学を研究する山形大学の本山功教授。
全国には約2000の活断層があるとされているが、政府は「今後30年以内に地震が発生する確率」によって4つにランク分けしている。
そのうち最も高いのが発生確率が3%以上の「Sランク」。
県内の活断層のうち3つが該当していて、中でも山形盆地断層帯の北部は最大で8%となっている。
(山形大学理学部・本山功教授)
「(Q.8%というのはけっこう高い確率?)兵庫県南部地震・熊本地震もそのくらいの発生確率で考えると似たような感じ。30年以内だと8%くらいの可能性」
山形盆地断層帯の北部は大石田町から河北町にかけて、南部は寒河江市から上山市にかけてと、人口が多いエリアを通っている。
もし、こうした活断層が震源となる地震が発生したら、どのくらいの規模になるのか。
(山形大学理学部・本山功教授)
「断層の長さがあわせて60キロくらい。それが一度に地震を起こすと、大体マグニチュード7.8、最大震度7と想定される。山形盆地内は震度6弱以上のエリアがほとんどになる」
28日に発生した熊本地震はマグニチュード7.1、最大震度7。
それとほぼ同じ規模の地震になる可能性があるという。
(山形大学理学部・本山功教授)
「まず身近にあるリスクを知っておくこと。ハザードマップや被害想定などを調べておく。地震発生の可能性が高い断層があるので備えておく。熊本のようなことが起こりかねない」