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NEWS

県内レベル4・土砂災害危険警報など発表相次ぐ 山形

山形県内は午後から大気の状態が非常に不安定となっている。
村山市・鶴岡市・南陽市・尾花沢市・白鷹町・西川町・高畠町・大石田町にレベル4土砂災害危険警報が発表された。土砂災害に厳重な警戒が必要。

30日の県内は、低気圧や暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっている。
1時間の雨量は尾花沢で7月の観測史上最大となる45.5ミリ、上山中山で42.5ミリと、各地で激しい雨が降った。

この影響で、レベル4土砂災害危険警報が村山市・鶴岡市・南陽市・尾花沢市・白鷹町・西川町・高畠町・大石田町に、レベル3大雨警報が上山市・朝日町などに発表された。

また、朝日町では河川増水のため町内23世帯51人に「高齢者等避難」が発表された。

30日夜、予想される1時間雨量は、多い所で全域50ミリ。
県内では、これまでに降った雨により地盤の緩んでいる所がある。
30日の夜のはじめごろにかけて、土砂災害に厳重に警戒。

また、31日明け方にかけて竜巻など激しい突風や落雷・ひょうに注意が必要。
この大雨で、山形新幹線・奥羽線が赤湯駅~かみのやま温泉駅の上下線で一時運転を見合わせたが、午後5時すぎに運転を再開している。

<中村気象予報士解説>
大雨の原因を天気図で見ていく。
東北北部に低気圧。この低気圧に向かって暖かく湿った空気。さらに低気圧は上空の寒気も引きずり込んできた。この影響で大気の状態が非常に不安定。

これまでの雨雲の動き。30日は午後になってから特に雨雲が湧きやすくなった。
はじめは庄内の方から雨雲が発達し、それがどんどん東へ流れながら広がった。

このあとの予想も見ていく。特に30日夜早い時間はこういった雨雲が何度も流れ込むおそれ。
雨雲は西から東へ流れていく、31日朝までにはいったん雨が上がる所が多い。

特に今梅雨末期の大雨でとにかく毎日雨が降ったりやんだり。
この1週間で降った雨の量を見ていく。県内全域で100ミリ以上の大雨。場所によっては200ミリ以上。多い所、小国町では400ミリ近く。

7月に通常降る1カ月の雨の量よりも多い量がこの1週間で降った。つまり地盤はかなり緩んでいる。
このあと、雨が降っている時間はもちろん、やんでからも土砂災害に注意が必要。

土砂災害の前兆。がけ崩れの前兆はひび割れ。小石が落ちる、水、異音や異臭。
土石流とは山や谷の土砂が長水と混ざり合いすさまじい勢いで一気にふもとへと流れ下る。
前兆は流木や濁った水。水位が下がるのは上流でせき止められる証拠。

このあと避難行動をする人もいるかもしれません。
山形市の日の入りは18時51分、避難をするのであれば暗くなる前の行動を。
そして自宅で過ごす場合は少しでも安全な場所、なるべく2階以上の崖と反対側で寝るなど。