トンネル内で3人死亡・事故現場で警察への受け答え変化 過失運転致死傷の罪に問われている男の裁判 山形
2023年に鶴岡市の山形自動車道のトンネル内で乗用車同士が衝突し、3人が死亡した事故の第2回公判が開かれ、事故当時、乗用車を運転していた男の証言が変わっていたことがわかった。
過失運転致死傷の罪に問われているのは、仙台市の会社員・早坂覚啓被告(32)。
起訴状などによると早坂被告は、2023年5月、鶴岡市の山形道・田麦俣トンネル内を乗用車で走行中、前方や左右をよく見ずに対向車線にはみ出し、向かって来た車と正面衝突。
同乗していた妻と当時1歳の長男、対向車に乗っていた女性の計3人を死亡させ、対向車の運転手にも大けがをさせたとされる。
2025年5月の初公判で、早坂被告は「事故当時の記憶がなく覚えていません」と述べ、一部争う姿勢を示した。
初公判から約1年1カ月ぶりの26日に山形地裁鶴岡支部で開かれた第2回公判で証人尋問が行われ、現場で対応した警察官が当時の状況を説明した。
事故当時、早坂被告は警察官から「運転手か?」と現場で質問されたのに対し、「わからない」と答え、その後「そうかもしれない」と変わっていたほか、「同乗者は乗っていない」などと答えていたことがわかった。
次回の公判は10月下旬に開かれる見込み。