25日未明、長井市の店舗兼住宅に男が押し入り、70代の女性に暴行して現金を要求する強盗事件が発生した。犯人は現在も逃走中で、警察が周辺に警戒を呼びかけている。

（リポート）
「未明に発生した長井市中心部の強盗事件。現場周辺には規制線が張られ、現在も捜査が続いています」

事件があったのは、長井市神明町にある1階が食堂で2階が住宅の店舗兼住宅。

警察によると、25日午前3時20分ごろ、この店の店主で1人暮らしの70代の女性が2階で寝ていた際、物音に気付いて目を覚ましたところ、押し入ってきた男とみられる人物から顔を殴られるなどの暴行を受け、現金を要求された。

その後、女性は隙をみて近くの住宅に逃げ込み警察に通報した。
女性に大きなけがはないという。

（女性が逃げ込んだ住宅の家族）
「息子が言うには、強盗に遭って、顔などを殴られて家に助けを求めてきたと電話があった」

犯人は、現在も逃走中。
犯人は男1人とみられ、フード付きの黒っぽいジャンパーのようなものを着用し、白いマスクをしていた。

警察は強盗事件として、周辺の聞き込みや防犯カメラの解析を行って犯人の行方を追うとともに、周辺の住民に警戒を呼びかけている。