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2024年の県農業産出額3025億円(前年比1.2倍)30年ぶり水準 知事の2025年は... 山形

県内の2024年の農業産出額が、2023年の1.2倍にあたる3025億円となったことがわかった。県内で農業産出額が3000億円を超えたのはじつに30年ぶり。

県によると2024年の農業産出額は、2023年から584億円増え3025億円となった。
コメ価格の大幅な上昇が増加の主な要因で、コメの産出額は2023年から572億円増え1311億円となった。

ブドウやリンゴ、ラ・フランスなどの果実も、2023年の不作から生産量が戻ったことで産出額が増えた。
一方、サクランボは2024年も高温障害などで収穫量が激減し、産出額は2023年から58億円減って320億円だった。

会見で吉村知事は、県の農業産出額の3000億円超えを歓迎しながらも、高止まりを続けるコメの価格に懸念を示した。

(吉村知事)
「コメは十分に供給できているはずだが価格が下がらない。今後どうなるか懸念」

また、吉村知事は2025年を象徴する漢字として「高」を選んだ。

(吉村知事)
「アメリカの"高"い関税、県内にも激震が走った。夏の"高"温少雨、人間にも作物にも厳しい季節となった。物価・米価の"高"騰、"高"市政権の誕生も印象的だった」

知事は「高」を選んだ理由についてこう述べ、1年を締めくくった。