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村山市の小学校で猟友会を招いてクマの学習会を開催 山形・村山市

村山市の小学校で猟友会がクマに関する学習会を開き、参加した子どもたちは、クマに遭遇した際の対応策などを学んだ。

この学習会は、児童がクマに遭遇した場合、どのようにしたらうまく逃げられるかなど、クマの習性を学んでもらおうと村山市の冨本小学校とPTAが猟友会の協力を得て開いた。学習会には、冨本小学校の全校児童41人と保護者たちが参加し、児童たちはクイズを通してクマの行動について学んだほか、猟友会のメンバーは事前に寄せられた質問に答えていた。

(クマ講習)
「走って逃げても駄目。走ると獲物だと思って食べられるので、走って逃げないで静かに下がりながら逃げるようにしてほしい」

会場には、クマの毛皮や頭蓋骨、実物の猟銃なども展示され、普段見ることがない
貴重なものを前に、児童たちは興味深く観察した。

(児童)
「クマに会ったら走って逃げず落ち着いて目をそらさず、後ろにゆっくり逃げたいと思った」
(親子)
「自分を守る方法やクマに会わないため家族や学校で話し合って考えていきたい」
(親子)
「(クマは)鼻が弱いのは知らなかった。落ち着いてできるかわからないが、学んだことが生かせられればいいと思う」
(村山市猟友会・中里邦男副会長)
「私も初めての経験だったので、もし機会があれば、(猟友会の)生の声を子どもたちに教えたい」

今年、冨本小学校の周辺では、クマの目撃情報が14件寄せられ、冨本小学校では
児童の安全を守る機会を今後も作っていきたいとしている。