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"街の写真館"で撮るぬくもりある家族の表情 さまざまな節目で家族の大切な記憶を残して 山形

"街の写真館"が撮影した、家族写真の展示会が山形市で行われている。店舗数・利用者の減少など課題はあるが、"街の写真館"だからこそ撮ることのできるぬくもりある家族の表情を見ることができる。

11月3日から山形市のやまぎん県民ホールを会場に開催されている「第5回やまがたみんなの写真展」。

その一角でことし初めて開かれているのが、「100通りの家族写真展」。
県写真館協会に加盟する11の写真館で撮影された32点の家族写真が展示されている。

(リポート)
「写真は、それぞれの写真館ごとに展示されています。同じ家族写真と言っても、写真館ごとの個性を感じながら楽しむことができます」

140年以上の歴史がある大江町の菊地写真館で撮られた1枚。
家族の自然な笑顔を、正面からではなくあえて横顔で表現した。

(菊地写真館・菊地眞太郎さん)
「子どもの1歳記念で撮影した家族写真。いろいろ写真を撮っていたが、最後にカメラ目線というよりパパ・ママを見ている時の子どもの表情がとてもよく映ったので、この写真を選ばせてもらった。『普段こんな形で私たちは子どもを見ているのだなと再認識できてとても良かった』と言ってくれた」

地域に根付き、そこに暮らす人々がみせるさまざまな表情を撮り続けてきた"街の写真館"。
しかし人口減少が進み、写真館を利用する人は減っているのが現状。

さらに、店主の高齢化や後継者不足で、協会に加盟する店舗の数も30年前の半分以下になったという。
それでも菊地さんは、そんな今だからこそ結婚・出産・進学・何気ない日常など、家族の大切な記憶を"街の写真館"の1枚で残してみてほしいと話す。

(菊地写真館・菊地眞太郎さん)
「写真館を知らない人が多いのかなと感じる。今回、私たちは"この町にはこんな写真館があるんだよ"ということを、皆さんに知ってもらう第一歩と感じている。写真館で撮ると"こんなに楽しいことが待っているのだな"ということを、皆さんに感じてもらえたらうれしい」

この写真展は11月9日まで開かれていて、気に入った写真を投票するアンケートも実施している。