「風化させることなく心に刻む」再発防止誓い慰霊碑...単独での潜水作業常態化 山形・鶴岡市
2025年4月、潜水作業中の事故により県水産研究所の職員が亡くなった事故を受け、現場の海の近くに慰霊碑が設置された。除幕式では、吉村知事が「事故を2度と繰り返さない」と誓った。
この事故は2025年4月2日、鶴岡市の温海沖で1人で潜水作業をしていた県水産研究所の職員・五十嵐大将さん(31)が、海底で沈んだ状態で見つかり死亡が確認されたもの。
事故から1年半が経過し、県は五十嵐さんの冥福を祈り、事故の再発防止の誓いを込め慰霊碑を設置した。
26日の除幕式には遺族や関係者が出席し、吉村知事らが黙とうを捧げ再発防止を誓った。
(吉村美栄子知事)
「この事故を風化させることなく心に刻み、痛ましい事故が繰り返されることのないよう取り組むことをあらためて誓う」
この事故をめぐっては、"潜水調査は2人で行う"内部規定が守られず、単独での潜水が常態化し、県の業務管理に問題があったと指摘されている。
(遺族)
「慰霊碑ができたのを機に、安全第一で作業することを徹底してほしい」
「県からは、悪かった人はきちんと処分を早く受けてほしい」
(県農林水産部・小泉篤次長)
「酒田海上保安部から早く調査の結果を出してもらい、その後、県としても速やかに経緯を公表したい」
酒田海上保安部では、当時の安全管理について現在も捜査を行っている。