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「豪雪地の事例ない」 JR米坂線・新潟は"バス転換"軸に調整...吉村知事「現時点で聞いてない」 山形

2022年の豪雨で被災し運休が続くJR米坂線の復旧をめぐり、新潟県はバス転換を軸に調整を始めている。一方、吉村知事は会見で慎重な姿勢を見せた。沿線で暮らす人からは、鉄路での復旧を望む声も聞こえた。

JR米坂線は今泉駅(長井市)と坂町駅(新潟)の間で運休が続き、JRの試算では復旧に86億円もの費用がかかるとされている。

JRや沿線自治体による検討会議で復旧に向けた4つの案が示される中、関係者への取材で、いま新潟県が「バスへの転換」を軸に調整を行っていることがわかっている。

これに対し吉村知事は2日の会見で、「現時点で話は聞いていない」とした上で、新潟県の花角知事が言及した"バスの利便性"について次のように述べた。

(吉村知事)
「非常に柔軟に運用できる利点があるということがわかってきたということを言っていて、そこは『そうだろうな』という風に本県としても思うわけだが、足並みをそろえていくというのは1つの方向性」

バス転換は「あくまで選択肢の1つで慎重に判断を進めたい」という吉村知事。
沿線で暮らす人たちは、どのような復旧を望むのだろうか。

(NPO法人えき・まちネットこまつ・江本一男理事長)
「高速バス代行は、豪雪地区ではない三陸・九州ではうまく動いているようだが豪雪地帯では事例がない」

米坂線の全面復旧を目指し活動を続ける江本さんは、バス運用の懸念点を挙げ、鉄路の復旧にこだわる姿勢を示した。

(NPO法人えき・まちネットこまつ・江本一男理事長)
「バスは2番目・3番目の選択肢であって、あくまでも1番目は鉄路での復活・復旧。それが想いとしてある」

県は米坂線の復旧を進めるためにも、沿線自治体の意見集約を急ぎたいとしている。