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「単価下がり消費者手に取りやすくなる」 大型クロマグロ漁獲枠25%増・漁業関係者の声 山形・庄内浜

資源管理をめぐる国際会議で、2027年から2年間、30キロ以上の大型クロマグロの漁獲枠を25%増やすことが合意された。今シーズン、庄内ではクロマグロが豊漁な中、県内の漁業関係者の受け止めを取材した。

庄内では2026年のクロマグロが豊漁で、現時点で2025年の1.5倍の水揚げとなっている。
こうした中、18日、クロマグロの資源管理をめぐる国際会議が開かれ、漁獲枠が見直された。

今回の合意では、30キロ以上の「大型魚」について2027年~2028年までの2年間、漁獲枠を25%増やすことが決まった。
一方、30キロ未満の小型魚については6%減らす方針。

(県漁協指導課・佐藤悠太郎課長)
「クロマグロの資源量の回復がかなり好調であること、小型魚は成長過程なので保護することで、大型になる魚を増やしていく考えだと思う」

クロマグロはかつて乱獲で資源が大きく減少したことから、国際的に漁獲量が厳しく管理されている。
今回の合意では、日本を含む太平洋中西部全体で、これまでの1万1869トンから1万4836トンとなり、25%増となった。

国別の配分比率や国内の割り当てについては、今後協議される。

(県漁協指導課・佐藤悠太郎課長)
「漁獲量の増加は、水揚げ金額の増加につながるのでうれしい話。一般消費者も単価が下がることによってクロマグロ自体は手に取りやすい商品になる」

漁獲が厳しく制限されてきたクロマグロ。
資源量が回復したことで、ほかの魚種への影響を指摘する声もある。

(県漁協指導課・佐藤悠太郎課長)
「漁業者さんが言うには、スルメイカがクロマグロの捕食対象(エサ)になっているので、クロマグロの漁獲枠(量)が増えることで、スルメイカも増えてくれれば良い」

また県漁協によると、豊漁により1キロ当たりの市場価格が2025年に比べ1.5割~2割下落していて、漁獲枠の増枠を漁業の活性化につなげながら、庄内浜全体の資源をどう守るかが今後の課題になりそう。