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雨で冠水のリスクある県内78カ所...18年前の調査・リストでは近年の豪雨の実情に合わず刷新へ 山形

※権利の都合上、映像は途中からです

8月13日からの千葉豪雨で、道路が冠水して車の中に閉じ込められたことによる死者も出ていて人ごとでない。こうした事態に備え、県は冠水の危険がある道路として県内の78カ所のリストをホームページで公開している。しかしこのリストは18年も前に作られた古いもので、県は今後、近年の気象状況に合わせたリストの刷新を進めていく考えだという。

8月13日、千葉を襲った記録的な豪雨。
冠水した道路で車が次々と動かなくなり、2500台が放置されるなど交通にも大きな影響が出ている。
さらに車が水没し、閉じ込められて3人が亡くなった。

こうした道路の冠水は、過去の大雨の際、山形県内でも多くの場所で発生している。

(県道路保全課・菊池一宏課長補佐)
「冠水しやすいのは道路のアンダーなど、両方が下りでくぼみのような地形の箇所。県内で冠水する箇所は県のHPで示していて、全部で78カ所」

県は大雨により冠水する可能性がある道路として、県内の78カ所をホームページに公開している。
そのほとんどがアンダーパス。

県や市町村などの管理者は、1メートルや50センチの水深ラインを引くなど対策を講じているが...。
大雨の際に車が水没するケースが後を絶たない。

(タクシー運転手)
「入った瞬間にヤバいと思ったが、その時はブレーキが効かなくそのまま反動で行っちゃった」

さらにアンダーパス以外でも、冠水の危険がある箇所として県のリストに含まれる米沢市下花沢のポイント。
置賜を中心に大雨となった7月26日の雨で、約10センチ水が上がった。

(近隣住民)
「道路でひざの少し下まで水が上がった。ポンプで水を排水するなど考えないといけない」

毎年のように大雨による被害が出る県内。
県が示す78カ所のリスト以外でも冠水のおそれがある道路が多く確認されているのが現状。

(リポート)
「先ほどから冠水しているところを何台も車が通ろうとしていますが、車高の低い車はかなり危険な状態です」

長井市の国道113号も県のリストには含まれていなかった。
県のリストは2008年、今から18年も前に作られたもの。
集中豪雨によって栃木県内のアンダーパスが冠水して車が水没し、ドライバーが亡くなったことを受けて県などが調査したもので、扉が開けられなくなるという「50センチ以上冠水する可能性」を基準に78カ所が選ばれた。

しかし大雨が頻発化する中、県は現在のリストでは不十分だとしている。

(県道路保全課・菊池一宏課長補佐)
「前回の調査と気象条件が違う。どうしても違う箇所が出てくる。短時間で降る大雨では排水が追いつかなくなる」

車社会の山形県。
今回の千葉豪雨と同じレベルの雨量となれば、さらに被害が増える可能性もある。
県は危険箇所のさらなる洗い出しを行い「冠水危険道路」のリストの刷新を進めていく考え。