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刺し身で食べられる川魚ニジマス「さくらんぼサーモン」 ブランド化目指し商品開発も 山形・東根市

東根市から、特産のあの"フルーツ"が関係しているきれいな水で育った「ニジマス」の話題。

(リポート)
「優雅に泳ぐニジマスたち。この魚たち、実は東根市特産のサクランボで育っているんです」

東根市にある平澤養鱒場。
サクランボで育つ「ニジマス」とはどのような魚なのか、育てている平澤大介さんに話を聞いた。

(平澤養鱒・平澤大介さん)
「サクランボそのものではなくて、サクランボワインを作った後に出る"醸造かす"を混ぜて与えている」

平澤さんがニジマスにえさとして与えているのは、サクランボワインを作る際に出る「搾りかす」。
天童市のワイナリーで出る搾りかすが捨てられていることに着目し、5年前から冷凍した搾りかすを1年分まとめて買い取っている。
それを混ぜたえさで育てられたニジマスの名は...。

(平澤養鱒・平澤大介さん)
「"さくらんぼサーモン"という名前で販売している」

サクランボを混ぜたえさをニジマスに与えると...。

「勢いよく! 一気にエサに群がっていますね」

通常、川魚は生で食べることはできない。
しかし「さくらんぼサーモン」は、国の名水100選にも選ばれた小見川の水を使い、徹底した管理のもとで育てているため、生で食べることができる。
おすすめの刺し身でいただいてみた。

(リポート)
「とってもおいしいです。実のプリプリ感。歯ごたえもしっかりあって、口に入れた瞬間に甘味が広がってきました」

平澤さんが「さくらんぼサーモン」を育て始めたのは、東根の養殖ニジマスをブランド化したいとの思いから。

(平澤養鱒・平澤大介さん)
「ニジマスというと、どこでどんな育て方をしたニジマスも同じニジマスとして扱われるが、おいしいニジマスとして育てたくていろいろ工夫してやっている。商標を取って販売している」

約80年前、祖父の代から始まった「ニジマス」の養殖。
平澤さんにとって「ニジマス」は幼いころから身近な存在だった。

(平澤養鱒・平澤大介さん)
「小学校の時に『好きな食べ物は?』と聞かれた時に、『ニジマスの刺し身が好き』と答えた。近所でも食べたことがある人が少なかったので、"こんなにおいしいものをみんなに知ってもらいたい"と小学生の時に思った」

平澤さんは「さくらんぼサーモン」をもっと知ってもらいたいと、燻製したさくらんぼサーモン寿司を販売するなど、商品開発にも積極的に取り組んでいる。

(平澤養鱒・平澤大介さん)
「きれいな山形の環境で愛情をもって育てたニジマスへの感謝の想いだったり、ニジマスがみんなを幸せにしてくれたらうれしい」