「もったいない!」林業の町・真室川町で廃棄される端材で木工品づくり 実用品から"町の宝"まで 山形
「もったいない!」という思いから始まった真室川町の子どもたちの木工品づくりの取り組みを紹介する。これまで大量に廃棄されていた木の"端材"が、家庭ですぐに使える実用品によみがえった。
(児童)
「ペン立てです」
「これは小物入れです! 仕切りを作っていろいろな物を入れられるようにしました」
端材を使った木工品づくりに取り組んでいるのは、真室川小学校の6年生21人。
木工品の製造工場などで発生する大量の端材が、多くの費用をかけて焼却処分されている現実を知り、新庄市の障害者福祉サービス事業所から33キロの端材をもらい受けて取り組みを開始した。
(児童)
「もったいない。そういうことがなくなるように処理費用の削減に貢献したい」
「もともと処分される予定だった木が商品になるのは、環境のことも考えると良いこと。一つ一つを大切に扱っていきたいと思う」
実用品だけでなく、町内で発掘された600万年前の化石「マムロガワクジラ」をつくり始める児童もいた。
(真室川小6年生担任・吉浦恭介教諭)
「子どもたちが地域資源に出会っていく中で、地域への愛着が高まっている。物を大切にするSDGsを考えながら、もっと豊かに長く続く町にしていきたいという子どもたちにきっとなってくれると思うので、今のうちから地域に根付いた活動ができれば」
真室川小の6年生が手づくりした木工製品は、26日~28日まで真室川町の駅前商店街などで開かれる「さなぶり手仕事まつり」で展示・販売される。
かつて"林業の町"として栄えた真室川町で始まった木材への愛着を育む取り組み。
子どもたちの作品づくりはもうしばらく続く。
子ども達の作品も並ぶ「さなぶり手仕事まつり」は今月26日から28日まで真室川町の駅前商店街などで開かれます。