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NEWS

山で男性がクマに襲われけが・クマ対策で高校の昇降口まで路線バス乗り入れ開始 山形

15日、鶴岡市の山で、男性がクマに襲われ左腕にけがをした。
県内で相次ぐクマの出没を受け米沢市では、高校生が通学に使う路線バスを高校の敷地内まで乗り入れる対応を始めた。

クマに襲われたのは、鶴岡市の39歳の男性。現場は鶴岡市田麦俣の湯殿山スキー場から東に1.6キロの山の中。
男性が、15日未明から山菜採りをしていたところ、体長およそ1.2メートルのクマに襲われた。男性は左腕などをけがをしたが、自力で下山している。
県内で今年クマによる人的被害は4件目。

記者リポート
「米沢興譲館高校前のバス停の本来の位置は、学校から500メートルほど離れたこちら。そして周辺では、先月下旬からクマの目撃情報が相次いで寄せられていました」

JR米沢駅を起点に市内を循環する市民バス・「学園都市線」のバス停がある米沢市太田町では、5月20日以降、周辺でクマの目撃情報が複数寄せられている。
このため米沢興譲館高校の保護者たちがバスを運行する米沢市に安全対策を求め、市は、15日から学園都市線の始発便に限り、興譲館高校の敷地内まで
バスを乗り入れる対応を始めた。
高校によると、始発便は普段から10数人、雨の日には50人ほどが利用するということで、生徒からは素早い対応に安心したとの声が聞かれた。

生徒は
「いつクマが出るかわからない。自分よりも親が心配していて、すごく怖かった」
「近くが森みたいな感じで、そこにいそうだから、(敷地内までの乗り入れは)安心できる」

米沢興譲館高校・舟山和彦校長
「何かあった時に逃げ込める、とか、できるだけ建物までの距離が短ければ、生徒・保護者も安心なのかなと思う」

米沢市では今後、年内をめどに朝夕の2便ずつ、合わせて4便の乗り入れに向けて調整する方針で、生徒の安全確保を図っていくとしている。