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【どう変わる? 線状降水帯】中村友祐防災士・気象予報士が日本一わかりやすく解説(5)

※詳しくは映像をご覧ください

シリーズでお届けしている新しい防災気象情報について、昨日までは、4つの災害に対して「レベル情報」と「色」で危険度を知らせるという話。
実はこの裏で、線状降水帯についても大きな改革が始まりました。

■映像で見る線状降水帯■
2024年7月の県内の様子を映像で確認します。
線状降水帯とは、発達した積乱雲が列をなし、まさにライン上・線状となったもの。 数時間ほぼ同じ場所に雨雲が流れ込むため、線状降水帯が発生すると災害の危険度が急激に高まります。
2024年7月25日は、県内に昼すぎに1回・夜遅くに1回の計2回、線状降水帯が発生しました。
それぞれほぼ同じようなタイミングで2度の特別警報が発表され、まさに線状降水帯が災害を引き起こしています。

■線状降水帯に関わる変更■
これまで気象庁は、線状降水帯に対して2つの情報を出していました。
1つ目が、発生の半日前程度に発表される「事前予測」
2つ目は、実際に発生したタイミングで発表される「発生情報」
ここに今回始まったのが、2~3時間前に発表される「直前予測」

これは半日前の「事前予測」よりも細かい単位で出され、県内でいえば発表単位は庄内・最上・村山・置賜の4つの区分。
的中率も、半日前予測より高く約5割の想定。より詳細により正確に線状降水帯の予測を出せるようになりました。

■実際の発表例■
どのように発表されるのかというと、文章と地図の2つで気象庁のHPで見ることができます。
文章「●●県の▲▲地方に今後3時間以内に線状降水帯が発生」というイメージ。
地図はリスクのあるエリアが赤色で塗られます。

例えば、文章では村山地方に発生の恐れとなっていたとしても、地図は村山地方すべて塗られているとは限らず、具体的に山形市は入っているのかいないのかを確認できる。

■まとめ■
「直前予測」は線状降水帯発生の2~3時間前ということで、「レベル4危険警報(紫)」と近いタイミングで発表されることが多くなります。
「レベル4(紫)」と同様、この「直前予測」も"避難のためのスイッチ"として防災行動に役立ててほしい。

新しく変わったことが今回非常に多いが、これからの雨のシーズン備えていきましょう。