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山形市 県内で初めて「内水ハザードマップ」を作成 安全を確保するためには?

山形市が県内で初めて「内水ハザードマップ」を作った。
「内水氾濫」に特化したものだが、そもそも「内水氾濫」とは何なのか?
こちらは、おとなり宮城県の3年前の9月の様子。

(仙台放送・高橋耕平記者リポート)
「仙台駅前は完全に川のような状態。足元びちゃびちゃになりながら通勤・通学している」

JR仙台駅前が冠水し、足首まで水に浸かりながら道路を横断していた。

そしてこちらは、マンホールから水が噴き出してしまっている。

このように、一度にまとめて降る雨の量が多すぎて排水しきれず、大きな川からではなく側溝や水路などから水があふれることを「内水氾濫」という。

つまり、河川から離れた場所でも注意が必要。これからの梅雨の時期、ゲリラ豪雨が
いつ起きるかわからない。
「内水氾濫」に備えてハザードマップをどう活用したらいいのか。

内水ハザードマップは、水防法の改正に伴い想定される最大規模・1時間に150ミリの雨をもとにシミュレーションしている。

2024年7月、酒田市では過去最大となる1時間に86ミリの雨が降った。
歩くのが困難なほど水が溜まっているのがわかるが、1時間に150ミリの雨はこのおよそ2倍の強さ。内水ハザードマップを制作した担当者は。

(山形市河川整備課・大山菜々子課長補佐)
「1時間に150ミリの雨はとんでもない量。山形市では経験したことがない」

想定される浸水の深さは、靴の中に水が入る1センチ以上5センチ未満から建物の3階以上が浸水する5メートル以上10メートル未満までの8段階。

(山形市河川整備課・大山菜々子課長補佐)
「川から離れていても一気に集中豪雨が来ると雨水管や水路の流す能力が降ると急に流しきれないので溜まっちゃう。道路に水があふれて家のほうまで浸水してしまう可能性はある」

山形市は、県庁から須川にかけて緩やかな下り坂で須川付近の浸水リスクが高く、「2階部分が浸水する」想定となっている。さらに市の中心部・山形駅周辺も内水氾濫の危険が...

(リポート・菅原清かアナウンサー)
「JR山形駅前の交差点。平日の昼間でも交通量・人の数が多くよく使う道だと思うがこのように河川が近くにない場所も氾濫の恐れがある。そして地下道は水が流れ込みやすく危険」

ハザードマップを見るとJR山形駅の周辺はおよそ10センチ。大人の足首くらいまで
浸水する想定となっている。それほど深くはないが、地下道やアンダーパスなど水が流れ込みやすい危険箇所が多く、注意が必要なエリアだ。

20センチほどの浸水で車のエンジンが停止するといわれていて、急な大雨で、アンダーパスが浸水するとさらに被害が大きくなる恐れがある。

(ON26秒/市河川整備課・大山菜々子課長補佐)
「いつも通勤や通学で普通に通っているような場所でも、赤バツ印(危険箇所)が近所にある場合、(災害時には)迂回してもらうなど/リスクがあることを認識してほしい」

山形市では、ゲリラ豪雨のリスクが高まる7月以降、市内30地区で説明会を開く予定だということだ。