43人が稲作・果樹など農林業のスペシャリスト目指し新生活スタート 農林大学校で入校式 山形・新庄市
新庄市の農林大学校で入校式が行われた。新入生43人が農林業のスペシャリストになる覚悟を胸に新生活をスタートさせた。
東北農林専門職大学附属農林大学校には、稲作や果樹など6つの経営学科があり、学生たちは全寮制の学び舎で2年間、専門知識や技術を学ぶ。
ことしは、男子34人・女子9人の計43人が入校し、そのうち12人が県外出身者。
(東北農林専門職大学附属農林大学校・今田匡彦校長)
「農林業は自然と向き合い、その恵みを生かしながら人々の生活と地域を支える大切な産業。共に学び励まし合いながら過ごす日々はかけがえのない財産となるだろう」
式では、果樹経営学科2年の古澤潤也さんが「農林業は今、大きな変化の中にある。ここで培う知識と経験を生かし将来の農林業を支える一員として共に成長していこう」と歓迎の言葉を述べた。
これに対し新入生を代表して、西村司さんが決意を披露した。
(畜産経営学科・西村司さん/真室川町出身)
「農林業は、未来を切り拓くことができる大きな可能性を秘めた分野。その最前線に立つ人材となるため私たちは、ここでの学びに真摯(しんし)に向き合い知識と技術を身につけていきたい」
(野菜・花き経営学科・星野希実さん/川西町出身)
「ミニトマト農家を目指している。子どもから大人まで食べられるミニトマトを作りたい」
(野菜・花き経営学科・松田輝さん/東根市出身)
「育てたい野菜はサトイモ。8月でもより品質の良いサトイモを収穫できる研究をしたい」
(稲作経営学科・鈴木都倭さん/南陽市出身)
「食べた人がおいしいと言ってくれるコメを作りたい」
(稲作経営学科・川崎泰士さん/川西町出身)
「もうかる農業を目指す。年収...ん~5000万円くらいで!」
これまで3800人を超える卒業生を輩出している農林大学校。
新入生の授業は来週から本格的に始まり、6月からは農林畜産業の現場で実務経験を積み、即戦力としての学びを深めていく。