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出荷量日本一の啓翁桜 東京へ向け出荷・淡いピンク色で正月彩る 猛暑に負けず生産者が栽培管理 山形

正月に生け花などで飾られる「啓翁桜」の出発式が西川町で行われた。山形が日本一の出荷量を誇るこのサクラは、猛暑に負けず東京へ向けて出荷された。

出発式には、生産者やJAの関係者など約30人が出席した。
啓翁桜は、気温8℃以下の状態で500時間以上おき、その後、温室で育てることで、冬の寒い時期にもかれんな淡いピンク色の花を咲かせることができる。

今シーズンは7月の高温と干ばつで葉が落ちてしまい、生け花で使える枝が減ることが懸念されたものの、生産者が冷蔵庫の利用など栽培管理に努力した結果、例年通りの出来となった。

16日、約750本の啓翁桜が東京へ向け出発した。

(さがえ西村山農業協同組合・安孫子常哉組合長)
「きれいな花が今年も咲くとみている。年を越す・年を迎えるにあたって、日本古来からのサクラである啓翁桜のきれいさを知ってほしい」

JAさがえ西村山管内で生産される約50万本の啓翁桜は、2026年4月上旬まで出荷が続くという。