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年賀状の受付始まる「受け取った時の気持ちがLINEなどと違う」 25日まで投函で元日配達 山形

2025年も残すところ2週間となった。郵便局では全国一斉に年賀状の受付が始まった。

(リポート)
「きょうから年賀状専用のポストが設置されました。12月15日までに投函すれば来年の1月1日に届けられるということです」

山形市の山形南郵便局では、年賀状の受付開始にあわせてセレモニーが開かれ、山形市の南沼原ひまわり幼保園の園児たちが合奏を披露した。

午前9時に受付が始まると、集まった人たちがさっそく思いのこもった年賀状を投函していた。

(投函した人)
「今年よりもいい年になるように、みなさんも幸せな年になるようにという思い。自分の状況と『お元気ですか』『また会いたい』という一言を添えている」

「1年に1回なのであいさつ『元気だよ』という便り。正月に受け取った時の気持ちがLINEなどと違うものがある。楽しみにしている」

日本郵便によると、SNSの普及や"年賀状離れ"が進んでいる影響で、2025年の元日に県内で配達されたのは前の年より215万通減って462万通。

全国の2026年用の発行枚数も、前の年から3割ほど減って約7億5000万枚だという。

(山形南郵便局郵便部・門間勇樹さん)
「メールやSNSも手軽でとても便利だが、相手のことを思いながら手間をかけて1通1通つくる年賀状も大変魅力。この機会にぜひ利用してもらえれば」

年賀はがきは12月25日までに投函すれば元日に届けられるという。