樹齢80年のワイン用ブドウを収穫 手間暇かけて育てる理由とは? 山形・上山市
県内有数のワインの産地・上山市では、国内でも珍しい樹齢80年のブドウが収穫のピークを迎えている。 上山市にある「タケダワイナリー」では、15ヘクタールの広大な敷地で7種類のブドウを栽培している。今週、収穫のピークを迎えている品種が、赤ワイン用の「マスカット・ベーリーA」。 通常、この品種は30年ほどで収穫適期を終えるが、この農園の5代目・岸平典子さんは、国内では珍しい樹齢80年まで育てた古木に、こだわりワインを製造している。 栽培が難しい古木に手間暇かけて育てるのには理由があった。 (タケダワイナリー・岸平典子社長) 「古木になればなるほど、ワインの味わいに深みが増してくる。あとは香りにも奥行き・香り高さが出てきて、上質・エレガントなワインに仕上がる」 今年は、夏が比較的涼しかったため、酸味と甘味のバランスが良いブドウに育ち、ワインの出来は、期待できそうだ。 (タケダワイナリー・岸平典子社長) 「ワインはタイムカプセルだと思っていて、開けた時にその年の気候条件が如実に表れる飲み物。『おいしいね』と飲んでもらえたら嬉しい」 今年収穫したブドウで仕込むワインは、2年後に販売される予定。