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山形の「静けさ」 そばを食べる際の「あの音」で感じてもらう新たな体験 山形市

「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」

松尾芭蕉が、山寺で静けさの中に響く音を詠んだ俳句。そんな山形の「静けさ」をそばを食べる際の「あの音」で感じてもらう新たな体験が始まった。

山形市の鈴木製粉所が企画した体験会には、外国人留学生などおよそ40人が参加した。山形県は、ナショナルジオグラフィックの「今年訪れるべき世界の旅行先25選」に日本で唯一選ばれていて、なかでも高い評価を得たのが「伝統が息づく静寂に包まれた風景」。

その「静けさ」を山形名物の1つ「そば」を通して感じてもらおうというのが、今回の狙いだ。まずは動画で四季の静寂に包まれた。

(内構花音リポート)
「静けさを演出するのがこちらです。このコードを読み取ると山形の美しい自然を見ることができます。動画では自然の音だけが使われていてより静けさが際立っています」

(動画の音)
そしていよいよきょうの主役、そばの出番。

(内構花音リポート)
「静けさに触れた後はすする音を楽しみます。」

「閑さや ずるずると響く そばの音」

まるで松尾芭蕉の句のように、静けさの中で際立つこの音が、味わいをより深めていく。

(中国から)
「(すすって食べるのは)面白いと思う一方、本当に香りが想像より感じられると今回思った」

(ギリシャから)
「(動画で)雪とか見てすごいな山形。そばをすする音を聞いて全然違う(動画)の
静かさから、そばをすする音になってすごいと思った」

(鈴木製粉所・鈴木文明代表取締役)
「山形は刺激のある良さではないかもしれない。けれどもしみじみとした素朴な良さ。そういうのが山形の良さひいてはそばの良さでもあるので両方を同時に感じてもらえたら」

この体験は、県内の約40のそば店で、年末まで行われる予定だ。