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華やかな香りと噛むごとにあふれる甘味! 新たな品種「黄色い桃」収穫開始 山形・天童市

シーズン終盤を迎える中、天童市では品種登録されたばかりの新しいモモの収穫作業が始まった。

赤い袋に覆われた果物。
袋を外すと・・・出てきたのは淡い黄色をしたモモ。
天童市成生の園地で収穫を迎えたのは、極晩生のモモ「エンジェルラダー」。

(JAてんどう果樹部会 武田繁もも・すもも部長)
「黄色いモモにするために遮光の袋をかけて、収穫もそのまま袋ごと収穫して、黄色いモモというかたちで出荷している」

このエンジェルラダーは、福島県の園地で発見された黄桃の新品種で、2025年品種登録されたばかり。
生産者の武田繁さんは、約5年前から10アールほどの園地で試験栽培を行ってきた。

(JAてんどう果樹部会 武田繁もも・すもも部長)
「一言で言うとすごくおいしいモモだと思う。私も初めて食べた時にこのモモだったら、作ってみたいという思いがあって試作させてくれとお願いして今頑張っている。袋の中に入っていて見えないから(収穫時期が)難しくて。袋をあけながら今こんな状態かなと確認しながら」

大玉で糖度が高いというエンジェルラダー。
収穫したてをいただきました。

(リポート)
「綺麗な黄色!(食べて)まだ硬いがとってもジューシー。噛んでいくとじゅわじゅわっと甘みが出てきてとてもおいしいし、香りも華やか」

さらに追熟させると、なめらかでとろける食感へと変わり、より濃厚な甘さを堪能できる。
年々収穫量が増え、今年は約1トンの収穫を見込んでいるが、ここにも長雨の影響が。

(JAてんどう果樹部会 武田繁もも・すもも部長)
「ここに枝があるが、そこに雨がたまって、そこから痛んでくるような感じになって茶色くなってりしているので、そういうものは極力はじいている。今年は雨も多かったので、ちょっとロスが多いかなとは思っていたが、予想より多くてへこんでいる」

武田さんは、ロスが3割から4割出そうだと悩んでいるが、「新品種のおいしさをなんとか広めたい。」とハウスの栽培も取り入れながら、生産量拡大を目指している。

(JAてんどう果樹部会 武田繁もも・すもも部長)
「天童が今一番の産地じゃないかと思って頑張っている。日本中に広めたいすごくおいしいモモなので、ちょっとずつ増やして多くの人に食べてほしい」

武田さんのエンジェルラダーは、主にタイや東京に向けて出荷されるが、数量限定でJAてんどうフーズのホームページ「天の童」や、9月26日と27日は、天童市の産直施設「サンピュア」でも販売される。