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東北で2カ所(鶴岡市・酒田市)「予防的通行規制」導入 アンダーパス冠水による事故防ぐため 山形

大雨によるアンダーパスの冠水によって車が水没し、乗っていた人が亡くなるケースが後を絶たない。そのため国土交通省は、冠水する前に通行止めにする「予防的通行規制」を導入した。東北では鶴岡市・酒田市の2カ所が対象となっていて、実際に通行止めの手順を確認する訓練が行われた。

「予防的通行規制」が実施されるのは、鶴岡市大宝寺町・国道112号の大宝寺アンダーパスと、酒田市落野目・国道7号の広田インターチェンジアンダーパスで、東北ではこの2カ所だけ。

いずれも2024年7月の豪雨で冠水し、通行止めとなった場所。
当時、大宝寺アンダーパスで最大1メートル、広田インターチェンジアンダーパスでは最大1.2メートル冠水した。

「予防的通行規制」の背景にあるのは、大雨で冠水したアンダーパスで車が水没する事故。
8月に千葉で男性が、9月7日には福島で女性が死亡している。

(国道交通省酒田河川国道事務所・工藤金充副所長)
「千葉や福島・いわきでも被害があったので、道路管理者として被害が出ないように、"冠水する前から事前に止めましょう"と、ドライバーの安全を守るということで進めている」

9日、鶴岡市大宝寺町のアンダーパスで行われた訓練は、レベル4・大雨危険警報が発表されたとの想定で行われた。
予防的な通行止めを行う基準は「レベル4の大雨危険警報が発令された場合」「1時間の雨量が50ミリに達した場合」またはその予測が出た場合。
このほか、道路管理者や警察が「冠水する可能性がある」と判断した際にも実施される。

(国道交通省酒田河川国道事務所・工藤金充副所長)
「アンダーパスは水が溜まりやすい。大雨の際はアンダーパスを極力回避しながら運転してほしい」

国土交通省では今後も、大雨に備え排水ポンプの点検や定期的な訓練などを実施していくとしている。

道路の管理者側もこうしたアンダーパスの冠水対策・車の侵入対策を行っている。
しかし何より大事なのは、冠水した道路を車で走行しないこと。
「ちょっとなら大丈夫...」という考えはやめて、安全を第一に考えて運転してほしい。