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NEWS

収獲適期なのに...雨続きで稲刈りできず・収穫遅れによる品質低下を懸念 中村気象予報士の稲刈り予報 山形

収穫のシーズンを迎えたものの、降り続ける雨で稲刈りが進んでいない。生産者からは、収穫の遅れにより品質が低下しないか不安の声が聞かれた。

黄金色に実った稲穂。
収穫に適した時期を迎えたにもかかわらず、9日もしとしと降る雨に打たれ続けていた。

すでに「雪若丸」の収穫期だが、山形市の農業法人・フィールドシップでは連日の雨で田んぼがぬかるみ、稲刈りを始めることができないという。

(フィールドシップ・逸見孝志代表取締役)
「今にでも稲刈りを始めたいが、雨が降ってしまうとなかなか田んぼに入れず非常に気をもんでいる」

稲刈りに使うコンバインは、ぬかるんだ田んぼで使うと泥が詰まり故障の原因になる。
雨がやみ、土がある程度乾いても...。

(フィールドシップ・逸見孝志代表取締役)
「(Q.故障は?)怖い。故障するならその日は我慢して、晴れる日を待つのが鉄則。(Q.雨が続くと作業時間は?)慎重になりスピードも落とす。倍以上かかる」

加えて、雨により稲が倒れるとさらに稲刈りに時間がかかってしまう。
そして何より「新米を楽しみにしてくれている消費者に品質の良いコメを届けられるのか...」不安を抱えながら天気予報を見つめる毎日が続いている。

(フィールドシップ・逸見孝志代表取締役)
「土に穂が触れると発芽してしまう。そこが怖い。『晴れてくれ』ってだけ。てるてる坊主でもさげたい気分」

<中村気象予報士による稲刈り予報>
専門家にも取材しながら、天気と稲刈りの好条件をまとめてみた。
●曇りor晴れ
●土が乾いている(濡れているとコンバイン使えず)
●風が軽く吹く程度
●朝露が降りていない・霧がない(湿気ていないこと)

これを踏まえて週間予報を見てみると、10日からの3日間は雨としては小康状態となります。
ただきょう1日雨だったので、あす朝は朝露・霧のリスクが高い。
あすは作業するのであれば、昼前か午後になってから。
11日(金)・12日(土)は丸にしていますが、米沢に小さな雨マーク。
県内南部ほどにわか雨の可能性がありそうですので、置賜は空模様を見ながらとなります。
13日~15日は再び長雨で、特に15日が雨の中心になりますので、12日までに作業を終えてほしい。

しばらく雨が降っている原因は秋雨前線。
前線による雨は、南北の前線のズレによって予報がかなりブレやすくなるので、先延ばしにするのではなく、その日その日のできるタイミングで進めることを心がけるとよいでしょう。