9月1日「防災の日」 子どもと一緒に大人も避難行動のスイッチを・命守る方法学ぶ 山形・大石田町
先週からこの週末にかけ、北陸では大雨が続き甚大な被害が出ている。こうした中、9月1日の「防災の日」に合わせて大石田町で「防災学習」が行われ、子どもたちが"災害から命を守る方法"を考えた。
大石田町では、災害の際に慌てずに避難し命を守る方法を学んでもらおうと、2025年から町内の小学生を対象に防災学習を行っている。
地域の防災意識の向上に向けた活動をしている下山田哲也さんがはじめに説明したのは、町内で発生する可能性がある災害について。
(大石田町地域防災専門員・下山田哲也さん)
「大石田といえば、最上川。最上川といえば? そう、はん濫・風水害」
大石田町では、2020年7月の大雨で最上川がはん濫したほか、住宅の床上・床下浸水が100件近く発生するなど大きな被害が出ている。
31日、子どもたちが考えたのは災害への備えについて。
まずは「ハザードマップ」「避難所の場所」を確認し、「非常持ち出し品」もリストアップした。
そのうえで、避難の時に自分や家族がどう行動するかを事前に決める「マイタイムライン」づくりにも挑戦した。
(児童)
「いつもは考えていないことを改めて考え直して、水害などが起きた時に役立つことを考えることができた」
「災害が起こっていない町・市もあるが、いつ災害が起こるかわからないから気をつけて、ニュースを見ながら情報を知りたい」
(大石田町地域防災専門員・下山田哲也さん)
「小学生から避難行動を考えることで、大人・両親も避難行動のスイッチを入れることができれば」
町は、小学生を対象にした「防災学習」を2027年度以降も続けていきたいとしている。
各地で甚大な被害が出ているが、この夏、大きな災害が起きなかった山形だからこそできる備えをすることはとても重要。
マニュアルの通りではなく、学校や職場・家庭などそれぞれの事情にあわせて、命を守る行動について話し合う・考える機会にしてみてはいかがだろう。