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"過去最多"上回るペースでクマ目撃74件(前年比+20件) 出没時の市町村の対応あらためて確認 山形

県内では過去最多だった2025年を上回るペースでクマが目撃されている。これからクマの活動がさらに活発化する時期に入ることから、県が対策を話し合う会議を開いた。

クマの目撃が急激に増えるとされる5月を前に、県は23日、関係部署の職員を集め、対策会議を開いた。

(県環境エネルギー部・高嶋智弘次長)
「東北の各県ではすでにクマ出没注意報などを発令していて、本県においても予断を許さない状況にあると認識する。クマの出没の対応に向けた迅速な情報共有や連携体制の確認を行うことは、今まで以上に重要」

会議の冒頭、2026年のクマの目撃件数が4月19日の時点で2025年より20件多い74件と、過去最多のペースであることが報告された。
市町村別では、酒田市が最も多い21件、次に鶴岡市の11件、山形市の8件。

また市街地での目撃は74件のうち26件と、約3割を占めている。

会議では、クマが市街地に出た情報を市町村が得た場合、直ちに消防・警察などに連絡して速やかに対策本部を設置することや、2025年から始まった緊急銃猟について関係機関の助言を得ながら実施することをあらためて確認した。

(県環境エネルギー部・高嶋智弘次長)
「これからゴールデンウイークで山菜採り・レジャーで出かけると思うので、ぜひ注意してほしい。今のところ本県では出没注意という水準に達していないが、他県状況を見ると予断を許さない状況、しっかりと注意していきたい」

県は、クマを人里に引き寄せないためにも「屋外にエサとなる生ごみなどを放置しないこと」「遭遇したら背を向けずにゆっくり後退すること」などを呼びかけている。

クマは、23日午後3時半ごろ、村山市大倉地域にある介護老人保健施設ローズむらやまの北側200メートル付近で1頭目撃されている。
このクマはその後別の場所でも目撃されている。

これから大型連休に入ると山にレジャーに出かける人も増えるだろう。
2025年同様、ことしはより一層クマに対する注意と対策が必要。